「カーメン」探してます

その昔にゲーム大会でアメリカ遠征して雑誌に載ったという記憶はあるのですが、証拠となるものがあまり手元に残っていません。デジカメを持ち歩く習慣もなく、当時のケータイは紛失したのか、手元にある一番古いケータイの写メの記録は2005年からとなっています。俺自身、25歳ころの記憶に飛んでいる部分があって、精神病院に入院した記録や会社の厚生年金の記録に抜けがあることなどから、当時「何かあった」のは確かなのですが、思い出せません。

それで、うっすら記憶にあった「金の表紙のアルカディア」を頼りに今から取り寄せ可能なバックナンバーをネットで注文して読んでみると、2002年4月号(写真左)には記録はなく、2003年3月号(写真右)にはLONG RUN GAME'S BOOSTERという古いゲームの特集記事にストIII3rdが取り上げられています。

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この記事を書いたのは井上さんというライターで、カプエス2の3ON3大会で準優勝の中に「カーメン」という名前があり、右下の写真には覗き込むように小さく映っているのが恐らく自分であろうという見解で、家族にも見てもらいました。

当時は家族不仲で一家離散状態、母は蒸発、姉はハワイで挙式して家を出て、俺は大阪で独り暮らし、祖父母は他界、親父と弟が家にいるという感じで、アメリカ遠征の話も最近ようやく「あったのだ」ということが認識され始めています。(何せ親父のもとに知り合いから電話がかかってきて精神病院行きという状態だったので、何を言ってもたわごとと思われていたようです)

退院してから奈良のゲームセンターでギルティギアの大会結果で自分が出ていないにも関わらず「カーメン」という人が優勝したという記録があり、自分とは別の人が「カーメンさん」と周りから呼ばれていました。しかし、俺は過去に「カーメン」というハンドルネームで活動してオフ会などではカーメンと呼ばれていました。残っている証拠としてはこのブログの前身である「つたんまにっき(つた☆まに)」のid:karmen(カーメン)であることがひとつですが、既にネット上にはアメーバなどにもkarmenがいるようで、フェイスブックにもKyosuke Miyazawaは何人もいます。俺がカーメンであったことを過去に遡って示せるものは今のところそれくらいです。

不確かな記憶ではあるのですが、もっとハッキリ映ってストIII3rdの日米5ON5が行われて中堅にレミーとして出場して、写真の下に「カーメン」の名前が入っている号があったはずで、その号も恐らくこの白黒の古いゲームの特集だったはずです。表紙の色も確か金が使われていたという記憶なのですが、2002年2月号だと古すぎて違うものと思われます。1978年の生まれなので2003年で25歳。だいたいそのへんかなと。

情報を持っているとか、見つけたよという方はコメントか何かで教えてください。

オーバーヘッドキックはヘディングで良いんじゃね?

高校サッカーをずっと見てたんですが。オフサイドがあればオフサイドトラップが有り、トラップに引っかからなくなると相手陣地に攻め込んでいるのに相手にボールを蹴って渡すしか無くなる場面なのかな、せめてダメもとでもシュートした結果がディフェンスに捕らえられたのか、細かいことは分からない部分もあるのですが、多分どのチームも地域の代表であって弱いチームを相手にしたら得点できると思うんですが、サッカーの強いチームと強いチームがぶつかったら得点が1対1から5対5になるわけでなく、やっぱり1対1になるスポーツなんだなと。バスケとは違いますね。

格闘ゲームもストIII3rdは特にそういうとこあるよなと。両者が上手くなると攻め方守り方が意地悪くなるので素人目になにやってんのかわからない駆け引きになる。自分はプレイヤー側に立っているから見たら分かるを自負していたんですけど、3年くらい前のカプエス2の大会動画を見て「ああ、これ既に3年前に終わった駆け引きなんやな」と思うシーンがありました。

例えて言うならサッカーのオーバーヘッドキック的なことを見せたら盛り上がるかもと思っていて、宙返りして結果蹴れずに失敗してコケて怪我して、周りを見たらみんなヘディングシュートの練習をしているという。合理化が進んだゆえに消えたテクニックてのがあるんですよ。まあ、古典的って言うか古い手って言うか。

今日のサッカーの試合は5得点の学校があって、とても満足しました。強えよ!格闘ゲームでも店によって集まるプレイヤーのレベルとかあって、奈良なら1店舗しかなくても東京だと同じゲームでも強い店でやると勝てないプレイヤーが自信を取り戻すために弱い店に行って連勝して帰ってくるみたいな話を聞いたとき東京は恵まれてんなと思ったものです。

しかし東京に行ってみると動きを一度見せると上手いプレイヤーは使える動きだと思うと秒速で真似てきて、日本ではD44はAさくらベガブラを「ときど」に取られて目立たなかったけど、アメリカ遠征滞在で色々の都市をまわって記録を作って帰ってきましたよね。ピース綾部がどうなるのかは知りませんが、俺も奈良であっためてアメリカで初めて見せたものは評価されたんですけど、東京で見せたことをある動きなら海外のプレイヤーでも「リョーチン?」「ケースケ?」と尋ねてきて「キョースケ・ミヤザワ!」とか「カーメン!」とか言って頑張って売名してきました。

日本のプレイヤーは情報交換が盛んで格闘ゲームはただ上手いと下手が器用不器用とか反射神経で決まるのではなく、同じゲームの繰り返しなので展開によって同じ場面になった時どう動くかが幾重にも練られていて、情報が新しい方が勝つってこともありますよね。ネットがあるから大会などで動画になったあとは田舎で見て研究している人と都会の人と変わらない部分もあるけど、やっぱ野試合をたくさん見れる東京に利がある部分と、のびのびやれる田舎のほうがわけなく自信を持っていて、それはもしかしたら東京では何周か回って無くなった選択肢なのかもだけど、東京育ちが結果としての新しい動きしか知らないゆえに面食らって一発入れるってこともあるのかなと。

まあ、東京での一発に二度目は滅多に無いのも特徴なんですけどね。高校サッカーもずっと見てるとゴール前で分けなく跳んでコケている選手の動きが俺には「もしかしてパスこいオーバーヘッド?」に見えて一瞬楽しい気持ちになりましたよ。学校とか選手の名前とか残念ながら覚えてないけど、俺もちゃんと見てたからね。

平成30年最初のカプエス2(Pロレント響ガイル)

CAPグルーヴのガイルのバックステップは終わり際に硬直があって使いづらいと思っていたけど、次のステップをタイミングよく入力するとステップの硬直をキャンセルして次のステップに行けることに17年してから気づいた。

何もかものクセを全部崩して動かしてみたり、対戦に明け暮れていた頃のセオリーを思い出して再現してみたり、ということをやりながらグルーヴポイントも可能な限り稼いで裏ボスを出してクリアを目指すという遊び方。K神豪鬼、(普通の)C豪鬼、C神豪鬼の3回ノーコンティニュークリア。ラスボスがKの時も安定して勝てるのは進歩かな。

トレーニングモードでコンボの練習ばかりしていた頃よりコンボの精度は落ちている。その代わりに試合内容は格段に良くなっている。カプエス2には苦い思い出があって、ひとりで遊んでいてもそれがぶり返して何度やり直しても気持ちの埋まらない部分があったんだけど、近頃ようやくその得体の知れない虚無感が癒やされてゲームを終えた時に満足感が残るようになった。

既に攻略が煮詰まって強いキャラの分かっているゲームなら強いキャラを取れる。そしてカプエス2の場合D44のアメリカ滞在時代のA豪鬼ベガブラの活躍が羨ましく強いキャラだと思いこんでいた時期もあった。それが実は思い込みと勘違いかもしれず、グルーヴと相性の良いキャラがグルーヴ毎に違ってまだ手のつけられていない余白のあるゲームだと最近では思えるようになってきている。

何かを結論付けるにはまだやりこまれていない領域がある。その辺を詰めていってる感覚がやりがいになってるのかな。ストIII3rdのレミーとかストZERO3のナッシュか、それよかもっと良い位置にPガイルで行けんのかなって。

やってみてダメだったってわけでなく、カプエス2以前のゲームは自分の腕を信じてどんなキャラでも不利でもなんでも勝てると思ってやっていたけど、カプエス2だけは全国1位のために有利なキャラが取りたいと思って、そのために有利なキャラを探そうとキャラを試してゲームを測ろうとしてたんだろうな。それが、はかり知れない所があって、ただ他のゲームと同じように好きなキャラを好きなように遊んでいたら、自然と煮詰まってくるかもしれないわけで。その結果として自分のクジが当たりでなくても、何かつかんだという手応えをようやく感じたんだ。


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