映像学科の出身者なんです。仕事は色々と違う道だったけど。

下から順に今日見たミュージックビデオのリスト

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作られた歴史の順に並び替えると、ミュージックビデオが示そうとしたメッセージに古いiPodで音しか聞いていなくて周りの人は俺のこと知って作ってくれているのに完全にすれ違い続けた回り道の歴史を見ました。あと最近のNHK

中学理科の教科書に燃焼が載っていない

俺の教科書が古いだけかも知れんが、燃焼とは酸素と炭素の結合であるとブログに書いてから自信がなくなり「本当だっけかな」と思って中学理科の本を読んだら見事に燃焼についてだけは書かれておらず、参考書まで見ると高校の物理と化学でも光、熱、電気、化合などは色々と説明されているが燃焼という現象をひとまとめに説明しているページはなく、ネットでウィキペディアを見ると「燃焼とは急激な酸化である」とまあ先に載ってはいるけど、これ比較的に新しいのね。

そんでも、燃えるから化合するのか化合したから燃えたのかみたいなエネルギーの変換の順序とでも言うか、発火と違って燃焼は継続的で複合的な時間を伴う変化だから考え始めると結構難しくて気付いたら夜が明けていた。ちょうど物理的アプローチと化学的アプローチの中間に燃焼という現象がまたがっている感じだからなぁ。

それだけ言いたかった。物理学はいずれ世界のすべてを解明すると思ってたこともあるけど、例えば自分で作った麻雀のプログラムでもウインドウズ用に作ったのをマックに作り直す時点で読み返すのが面倒になって、なんとなく求人を見ていたら首都圏で自分の会社との契約金と近い相場で「麻雀ゲームプログラマー募集」とか何件か上がってんのね。30代に勢いでひとりで作ったけど、既にかったるい。

麻雀くらいでかったるいわけだから、生理学なんてお医者さんは大変ねえと他人事に思うのみだ。生理学ってのは物理学的に生物を特に人体を説明する学問なんだけど、これを医学部でやるのはお医者さんの間でも「そっち系の人」で、コンピュータ技師をやってから生理学なんて手を出すと「サイボーグでも作る気か!?」とお医者さんから笑われたものだが、もうそんな気概は。

いや徹夜明けで疲れてるのもあるんだけど、元気になると酒量とタバコが増えて短い睡眠時間でスッキリ目が覚めて以前ならそれでも布団の中で目を瞑っていたけど、最近起き出して着替えてパソコン机に向かってしまう。パソコンで何するわけでもないんだけど、パソコン机に座って考えるのはルーティンだから。

病気のことをネットで調べて生理学の本を読むとネットに上げたやつは本の丸写しだなと思うんだけど、製薬会社の情報やウィキを見てから生理学の本を読むと少し本よりネットのほうが進んでいるんだよな。本にはリンが人体構成の希少元素に扱われていて、ネットではマグネシウムモリブデンとかが扱われていて、相互に補完関係を持つのか、実はリンが不要で新しいほうが正しいのかとか、そこらへんはもう。

フロギストンは今日も燃えている

「現代科学 」という言葉は科学界が結合組織でくまなく認識を共有しており、科学者の見解は全員一致で新発見は常に共有されているというように義務教育の小中学校での教科書が共通で真理と正答がイコールで教えはそれしか無いという状態の延長線上の間違った認識のもとに生み出された20世紀のものだ。現代では科学は細分化されそれぞれの領域で認識を分かち合っているものじゃないかな。

俺は学校で元素はそれ以上分解できずそれぞれは共通の性質を持っていて、それらの結びつきによって全てのものが成り立っていると習った。元素の周期表が理科事典の巻末に記されて、それらを覚えることが必須の要件で水兵リーベボクの船と覚えたものだ。しかし希少元素の同位体を習った頃から、何かおかしいなと思い始めた。

勉強しながらも学校で習うことは本当なのか疑っていて、それでいながら学校で習った知識をつなぎ合わせてモノを考えて、話をした時に同じところまで勉強していない人のトンデモを馬鹿にしながら、同時に自分と学科の違う人の話も疑わしいと思っていたのであるが、それは裏を返すと学歴のない人が高学歴の人はウソをついて低学歴を騙しているのではないかと簡単に決めつけて疑っている状態とさほど変わらない。低学歴と高学歴を文系と理系、大学と専門学校とかに置き換えてみると当てはまるケースもあるのではないだろうか。

それが案外、もうちょっと歩み寄って同じ学科を習ってみると、大学では学術的に新しいことを習うだけでなく、燃焼は炭素と酸素の結合であるという発見の前には燃素フロギストンによるものだと考えられていたというようなスグには役に立たない科学史なども併せて習う。これは暗に現代もその延長なんだよと諭しているが、諸説あることを子供に教えると単に混乱するから真理が明らかになっていてそれを身に着けるためと子供の為を思って騙しているのが義務教育の在り方で、文部科学省が権力を得るために科学は絶対的な真理であり従うべきであると大人を騙すために一部の学生には現代科学も疑わしい部分があることを教えても対外的には隠しているのが大学教育の在り方なのか。

科学の整合性は実験の範囲内での論理的整合性なので技術の発達によって高度の実験をすると不整合が出る時があって、そのたびに新しい結果も包括する整合性を持った理論が得られるまで考えられるものだから、先ず実験があって不整合が出た時点でそれは反証という新発見なのではあるが、今まではそれを隠匿してそれに整合した新理論を新発見として発表していたものがネットで反証だけが先に流出してしまうのはもう止められない。

新しものには呼び名も無く、酸化マグネシウムが二種類あったとしてもどちらも便宜上は酸化マグネシウムとして扱われる。こうなるとマグネシウムもオキシジェンもあったものではなく、フロギストンのように更新されるべき古典化学になりつつあるんだなあと思ったのであります。100均のサプリで怪しい化合物を軽い気持ちでごくっと飲んでからそれは勉強した範囲の知識で半信半疑ながら飲みたい気持ちが51%くらいになって飲んでみたものだが、効いたことに対する満足と本当にそれでいいなら情報がもっと流通しても良さそうだというお節介などで掘り下げて勉強を続けている。

効くらしい、効いた、納得した、でもなんで?知りたい、分からない、まだ説明が付けられていない!こわい!あとで何か副作用とか出ないかな?という心配が先端を自ら切り開こうとしてしまったことの後悔みたいになってる。今日もどこかでフロギストンが燃えている。


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