卒業と中退と勤労と不労

テリー伊藤さんについて、文句を書いているのはワケがあって、
注意して聞いている人の発言だから、細かい事で気になるんです。
テリー伊藤さんの発言に気を払うようになったのは、
もういつの話か分からないけど15年くらい前(具体的だな)
「ブラック・ミザリー」とか「ブルー・ドール」みたいな、
(そんな名前のバンドはないけど)
土砂降りの雨の中で葬式の格好でギターを持って歌ってるような、
ちょっと気味の悪いロックバンドのファンがテレビに出てきた時。
ファンというよりも、異教徒のような独特の雰囲気をだしてて、
それだけでテレビ的に目を引く映像になっているんだけれど、
その中の1人の女性が、
「敬愛するバンドのメンバーが高校中退なので、私も中退する」
という発言をして、テリーさんに説教される場面があるんです。
早稲田だったか、大学でも中退が一人前で卒業は二流といった、
馬鹿げたジンクスがあります。
中退と卒業を比べて人生の価値を比べると生命保険の金額計算に
なってしまいそうですが、中退というのは非難を受けるようで、
案外、かわいそうにねと、加護をうけることもあるようです。
生活保護受給者がフリーターよりいい暮らしをしているのと、
なんだか似ている気がします。(似ているというか、同じ)
それで、何がいいたいかというと、id:karmenは高校出てても、
ギターはまったくダメなわけで、ロックスターに憧れた人生から
いうと、相当な迂回路を通っているわけです。
先日の学会で、論文の中にフェールセーフを楽観と翻訳して、
物議をかもしたというか、物議をはじめたのはワタクシですが、
とりあえず高校を出ておくというのは、
従業員という「ルーザーズ・ブランケット」(負けの予防線)
を張る行為であって、勝つための最良の選択にはなり得ない。
えっと、石川遼さんのせいで忘れられがちな、早稲田実業
野球選手、いますよね。プロ蹴って大学行くって。
彼はメジャーや国内の中での好成績という面では遠回りな方法を
選んでいるようで、プロ業界にも入れて、引退後も安心な人生を
つまり、野球以外への分散投資をしていると言えるのでは?
テリーさんの説教は、学生や、学生を持つ親に対しては好評。
現実としてid:karmenも企業への就職を経験してからモノを色々
買い集めて、自宅でギターの練習をできるようになっています。
もっというと、年金もらってからギターはじめた方が安定します。
その人生に「若者らしさ」のようなものは、無い。
思い切って若者らしい事をする人は、意図的に減らされています。
日本はみんながのぞんだように「安定して」衰退しているんです。
馬券を3種類買っておいて、1枚当たっているのに、残り2枚が
はずれくじで、1枚しか買っていない人より損したって、
そういうモノの考え方はどうかしていると、蛇足になりますが、
テリー伊藤さんは高校卒業を強く押した、そういう人です。
(このエントリに、おたより、いただきました。)
ドラクエやってる時間、ギターの練習をしたらどうなんだ!?」
「そうですね」