Windows機でゲームが作れない理由

先日エントリでWindows機でゲームが作れない話をすると、
ウソのようにアクセスが伸びて、訪問者の一部から非難を受けました。
それでも、Windowsアプリ開発に10年以上関わっている身として、
開発プラットフォームをWindowsにする不利は説明しておきます。
まず、DOSに比べてWindowsはOS自体が使うメモリが大きい。
ゲームを動かせるようになっても、ゲーム中にもEscキーを押すと、
Windowsに復帰して、先ほどまでの仕事を元に戻す。
ウインドウモードで動くソフトなら、ゲーム中もデスクトップや、
Excelの表やボタンを表示し続けなければならない。
つまり、動作目標の機械より充分に演算性能のよい機械を使わなければ、
実行時間が緩慢になってしまう。
なぜなら、計算部がメモリの渋滞を起こしてしまうから。
以上が、不利な点。
DOSでは16ビット開発しか出来ないので、PlayStation2の開発はLinuxを用いるらしい)
それで、Windows機でゲーム開発をすると有利な点を挙げたい。
実行環境として不利なWindowsGUIのおかげでソースの編集や画像の編集にはDOSより有利になる。
(ソースの記述でなく編集に有利。記述はDOSのエディタでも、手間がそこまで変わらない)
それで、現実に開発機でゲームをして遊べるかというと、
制作できても実行するのに速度が足りないという事は起こる。
模型飛行機を趣味にしている先生が、
マンションの部屋で飛行機を組むために、
いつか飛行場のガレージを手に入れる事を夢見て、
風呂場で翼の部品を削りだす練習をしたという話。
Windows機でのゲーム開発も、滑り出しはそういう話に聞こえる。
風呂場で飛行機は作れるのか、作れないのか、いや、作れる。
事務用機でのマルチメディア構想は実現するか、しないのか。
どちらでも、いいとは思いますが、
普通、
風呂場で飛行機作るって言い出したら止めるよ。
「止めても、まだやる、それがアツい男の生き様!!」
「なんか、変に焚き付けちゃったなー」
DOS/Vのゲーム開発は、32ビット機がターゲットでも、
その出だしはDOSではじめて、
出来てくると、
floatをdoubleにしてみるテスト。
64ビット機で開発して、出来ているゲームを、
DSで動くようにするため、
int64をfloatにしてみるテスト。
いろいろケースがあると思うので、世界樹の迷宮で遊んで寝ます。
いま、19階。
もうすぐクリアされそうなので、つまり、物語の佳境は過ぎて、
制作者は、ここらへんであきらめて押し入れにしまってほしい、
そういう気持ちが伝わってくる、
それでも、解けないように作るわけにも行かない、
楽しんでほしいと思っているわけでもなさそうな、
ワープゾーンだらけの地図をペンでどう書くか。
ぐだぐだ言ってないで、世界樹でレベル上げでもしてから寝ます。
DOSWizardryはビープ音しかならないも、
もとから音楽なんかないのか、
DOS用のサウンドドライバの問題で故障しているか、
それがわからないで、ああ、心配なんてひとつもない。
安心して、世界樹やって寝ます。


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