食べている夢

バーチャルリアリティーが進むと人はどうなるか。
見ているもの、触れるものに現実と仮想の区別がなくなり、
狂ってしまうのではないかと、そんなことを想像する。
見ているものや触れるものを現実かどうか疑う。
その事自体、退屈のなせる技であり、食事中に考えたりしない。
料理がうまいと、夢中で食べる。現実でなくてかまわない。
たとえば、
1:あまりおいしくない、
2:グルメ番組のようなコメントがいる、
3:フランス料理のように複雑な味がする、
そんな状況だと食べながらも考える事だろう。
また、ケーキを食べる瞬間に夢から醒めてしまう。
腹の減りというものは死活問題である。
腹が減っている時に食べている夢で満たされて、寝続ける。
そうすると、寝たまま餓死することになり、食べる事は、
夢で満たされてはいけない願いなのだろう。