遊戯王デュエルモンスターズ

遊戯王のカードゲームをテーマにしたゲームボーイソフト。
遊戯王デュエルモンスターズ
遊戯王が出たばかりで、ルールはほとんど整備されておらず、
マンガと同じ絵が出ると、それで良いという空気で発売された。
守備表示や攻撃表示、魔法カードなどあるが、
大きい数字のカードを引いた方が大局で勝つ。
それでも、MTGのようなゲームが1人で遊べるのは嬉しくて、
寝床でコンピュータ相手に寝てしまうまで遊んだことがある。

その頃は負けるという事を知らない、負けず嫌いだった。
負けると、何もかも失うような、崖っぷちの毎日を送っていた。
それは受験の影響がとても大きく、受験で勝つことが唯一の幸福、
それ以外は一生のすべてが無意味になるような教育を受けていた。
ほかには、MTGをはじめた手前、遊戯王を買うのが恥ずかしい、
子供と混ざってマンガのカードで遊ぶ事への抵抗もあって、
ひとりでコソコソ遊べるゲームボーイがちょうどよかった。

150円だして遊戯王のパックをひとつ買う事で明るくなった。
もちろん、当時にはできなかったことで、周りがさせなかった。
負ける事も、子供じみた遊びも、周囲の圧力が許さなかった。
個人の心境の変化も周囲の環境の変化も両面でラクに感じる。
海馬瀬戸に100回勝ってブルーアイズドラゴンを取るよりも、
たった1回、遊戯君に負けてみる、そういう好奇心が今もてる。
300枚以上のカードの絵が入っていて、眺めてもたのしい。
それでも、こころの余裕が無いまま、つまらないと何度も、
そういう愚痴をこぼしていて、画面を見ると、それを思い出す。