作詞作曲

高校生の頃からシンガーソングライターに憧れていた。
その響きに万能感のようなものを感じていて、格好よいと憧れた。
それで、作詞作曲を夢見ていたけれど楽器が何も出来ないでいた。
詩くらいなら書けるかなと思っても自己中心な詩から抜けれない。
30を過ぎたあたりから仕事で貯めたお金を音楽に使いはじめた。
いつまでも弾けないことを引け目に感じるよりは下手でもはじめよう。
そうすると、自分がもう若手歌手としてデビューする事はあきらめて、
誰かのために詩を書くプロデューサーのような仕事がしたいと考えた。
若者向けの詩を書いて、裏方として働き、老後には演歌を書きたい。
若手(といっても30代)の演歌歌手から先生と呼ばれたい。
そんな話を居酒屋でぶちまいた。
それから3年経った今はギターが上手になるくらいでいいかなと思う。
随分と「こじんまり」とした夢になったものだ、夢というか目標だな。
作詞の道は秋元康先生が自分の夢を絵に描いたようなご活躍なので、
その活躍をテレビで見るくらいで充分に満足できています。


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