情報産業の多くは歌と芝居である

部屋にこもってブログを書くと取材調査が無いのことになる。
もの思う、本で読んだ、テレビで見たなどのつまらない話になる。
「思いて学ばなければ則ち危うし」ということで梅棹忠夫を読む。
新しい事を学ばなければと思うのだけれど部屋にある本は古い。
梅棹忠夫先生もいつのまにか故人になってしまっている。
それでも、ある時代においては多く読まれた本なのであろう。
漢字を拾うだけで意味の分かる新聞活字に慣れていると、
梅棹先生の本は平仮名の多い論文形式でたいへん読み進めにくい。
なんとか読んだ部分から分かる事は情報業は多岐に分かるようで、
しかし放送業の大部分は歌と芝居が占めており、娯楽と言える。
ブログのアクセス解析をすると芸能人の名前で検索する人が多い。
Yahooニュースなども社会欄より芸能欄の方がトップに来る。
ニュートリノが光を超えたなど昭和に見つかっていれば大発見でも、
平成の世の中、だれもそんな難しい話は求めていないのだろうな。


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