FF零式で遊んで

ひろゆき氏のポリシーは「ゲームはクリアしてから感想を」ですが、
まだ遊びはじめたばかりのファイナルファンタジー零式の感想を少し。
3人用として遊ぶことが出来るゲームを1人用として遊んで大丈夫か。
コンピュータのAIが充分に賢いので、むしろ通信で遊ぶより快適。
「魔導院からの支援を受ける」のコマンドを選んで作戦を始めると、
アクション画面の作戦をコンピュータのキャラが応援に来てくれる。
この応援キャラのネーミングが人間のあたたかみのある名前で、
またスピーカーからは声優さんの声も聞こえて来て寂しくない。
1人でも知らない同士でネットゲームをしている感覚が得られる。
それ以外の雑多な話は文字で上手に伝える自信が無いので割愛。
ところで、1人でもネット感覚というのはid:karmenが技術者で、
いまコンピュータがどういう接続状態で相手が人間か機械なのか、
そういうことに敏感だから感じている感想ではないかと思うのです。
ゲームセンターで少し前に流行った対戦格闘ゲームというものは、
お店のバイトの女の子でも通信で人間同士が戦っているのを知らない。
警察も知らなくて、職務質問で初めて知って感心する人もいたほど。
それでゲーセンバイトの女子に(といっても人それぞれでしょうが)
格闘ゲームの画面を見ていて何を思っているものか聞いた事を少し。
餓狼伝説でテリーボガードが敵キャラクターが飛び蹴りしてきて、
それを両手でガードで受け止めて、そのあとつかんで投げる。
同じようにボスキャラのギースハワードがテリーボガードの攻撃を
当て身投げ、つまり合気道のように攻撃の手をつかんで投げる。
「そういうふうに受けて投げると上手だなと思う」だそうです。
これ、ゲームの操作は天と地の差があるけれど、言われてみると
画面を見ているだけの人に違いを伝えるのって難しいなって思います。
もちろん、通信対戦を見ていてもどっちが誰かなんて考えて見てない。
なかにはゲームに詳しい絶滅黒髪少女なんかもいるけど最近いないね。
(だいたい親戚一同と買い物で付き合って入ったイマドキの
ゲーセンに対戦格闘ゲームなんてモノは1台も無かった)
それで、ゲームが好きな部類の親しい間柄の何人かにメールを送って、
ファイナルファンタジー零式を買って遊んでいる事を伝えました。
そうすると、そのわずかばかりの仲間でさえ、FF零式が何なのか、
どんな風に遊ぶゲームなのか映像を見ても分からないと言います。
遊んでいる本人も「いま戦場で何が起こっているか」把握しづらい、
まさに戦争さながらのバトルシーンのゲームなのであります。
ただ分かる事は「画面の真ん中にいるのが自分」であり、
エースがカードを投げているんだなという事ぐらいは分かります。
FF零式はそんなこんなで3時間ほど遊んで2章の中盤。
いよいよ戦争は本格的にという所で安心して電源を切ってお休みです。
近頃の日課だった素数コンピュータは電源を切って物置に片付け、
部屋を整理して掃除して風呂に入ってゆっくり眠り、
慢性的な疲れが少しマシになったかなと思います。


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