談合請負

LightWave 10 日本語 学生・教員版

LightWave 10 日本語 学生・教員版

設計事務所の手伝いをしていた時にCADを作ったことがあります。
作った自分で言うのも何ですが、デキはそこまで良くなかった。
その前はゲーム会社でバイトをしていました。
ゲーム会社のバイトに比べ設計事務所はラクで良いなと思っていました。
そして、ふとした瞬間にライトウェーブがそのとき15万くらいだか、
僕のお給料の方がずっと高いのに何故出来合いのCADを買わないのか、
会社の仕組みに付いて不思議に思うようになりました。
僕が制作に入ったCADを使って設計されたビルが福岡に建ったらしい。
そのときの部長は
「ビルがひとつ建てばこのくらいの金はなんでもない」
などと言っておりまして、それ以上の追求はしませんでした。
ソフトの完成のおりに簡単な社内パーティが開かれました。
どこで絡んだのか、国立大学Hの教授という人も来ていました。
僕はそのとき初めて合うのに、にこやかな挨拶を受けた記憶があります。
それから次の春には大学で1級建築士の資格を取った新卒が3人入って、
僕が作っていたソフトは完成後のサポートやバグチェックをしていました。
ソフトの昨日は自分で言うのも何ですが、もう充分なところだと思うし、
これ以上のものを作るには継ぎ足しでなく建て直しが必要とも考えました。
ある日、サポートセンタから1ヶ月のバグ報告のない月がありました。
余談ですが姉が結婚したとき平日にハワイで挙式して、
僕は休みの申請を出しましたが受理されず出勤することになりました。
バグが無くなると、そこまで尽くした会社をあっさりクビになりました。
それからも僕は方々の会社を回ってプログラマとして働いています。
今はライトウェーブが5万で買えるのに不思議な値段で受けています。
僕がプログラムの仕事を続けていて辛いとこぼしたとき、
「ステーキが好きでも毎日食うとイヤになる。そういうことじゃね?」
などと諭してくる人もいます。
それだけの簡単な理由ではなく、もっと複雑な事情があるのでは?
僕が頑張ることで、今まで多くの請負がしてきた仕事と辻褄の合わない、
安いプログラムを包み隠す必要があるからではないかと思います。
悪いことに加担して儲けるのが良いか、しないならどうなるか。
利益供与がないのに悪い方に付く必要なんてさらさら無いわけです。
(じゃあ利益供与があったらどうかって、大抵の人は黙っています)