都会の対戦ゲーム

都会っ子 純情

都会っ子 純情

なにか新しいものは無いかと大阪日本橋に行ってきました。
電気街で新しいものを探すには、もう中国に飛ばないといけないらしい。
しかし財力や行動力の関係で日本橋くらいになります(秋葉原も遠いし)
パソコン類にゲームソフトに電子楽器とざっと見てめぼしいものもなく、
パチンコを少し打って勝ち玉を貯玉して自動販売機のコーラを飲んで、
おいしい店もたいして知らないので松屋で牛飯を食べました。
(若い頃は腹が減っていて大阪の飯屋はどこも旨いと思ったものですが)
UFOキャッチャーで大きなリラックマのぬいぐるみを取って、
アビオンで怒首領蜂最大往生を遊ぶも3面で死んでしまう。
周りのゲームをやっているヤツはもっと長持ちしているように思う。
特に斑鳩をやっている人が上手で、今見てもゲーム画面が綺麗だなって。
早く帰るのもつまらないので、餓狼スペシャルの1人用をはじめた。
餓狼スペシャルは1ラウンドも落とさずクリアーすると、
龍虎の拳というゲームの主人公リョウ・サカザキが現れる裏技がある。
リョウを拝むのに100円くらいは入れてやってもいいかと始めたものに、
5人目くらいで乱入対戦者が来てしまった。
ゲームセンターのプロレスゲームは全部通信対戦台という仕組みで、
他の台で誰かがゲームを始めるとたちどころにゲームが中断されて、
お客さん同士で台をまたがって対戦する画面にゲームが切り替わる。
勝つ自信はあるけれど、やっかいなことに巻き込まれた気分だ。
餓狼伝説スペシャルには奥行き感を演出するライン移動という、
他のプロレスゲームとは少し違った画面構成になっているのだけれど、
このライン移動を上手に使うと最初にリードを取った方が必ず勝つ。
そこまでシビアにやってよいものか少し躊躇して手加減をしてみました。
このへんがゲームの難しい所で、
いっときは勝って当たり前と天狗になっていましたが、
たとえば柔道のオリンピック選手などは日本中から応援されますが、
ゲームセンタのプロレスゲームは負けた方がお金を払う仕組みで、
勝ってしまうとケチで憎まれものの存在になっていまいます。
ほどほどにほぐしながら少し負けて、少し勝って、
小銭がなくなったら引こうと思っていました。
それなのに、相手の負けた時お金を入れて次ぎにくるのがとても速い。
台の向こう側からビンビン来てる感じが伝わってきます。
そんなに僕と遊ぶのが面白いのか、
こちらも千円くらい付き合うことにしました。
なかなか伝えにくいことですが、都会の対戦というのは特徴があって、
田舎ゲーセンや家にゲーム台を持っているような人は、
対戦の戦法を日々研究して新しい仕掛けを持っているものです。
それが都会では、毎日ゲームセンタにいるようなゴロツキが、
ふっと訪れた誰かの動きを盗んで真似して自分の動きにして行く。
田舎坊ちゃん同士のインターネットでの対戦は面白いけれど、
都会でやると自分に背中と戦っているような嫌な気分になります。
自分と全く同じことをしてくる相手との戦いはとても辛いので、
ちょっとほぐす感じで角度を変えて戦ってみるも、
それでもこちらが勝つと、あいてもまた新しい自分の動きで来る。
全国大会のような目標があると、そんなでも我慢して練習したけど、
今日はちょっと嫌な気分のほうが勝って、そっと引くことにしました。
最初こちらが勝っていたのにマネかぶせられて逆転された経験、
そういうのが何度もあるので正直人に自分を見せるのが嫌になる。
そんなだったけど、対戦してると高揚感みたいなのは得られて、
帰りの電車なんかでも頭の中はゲーム画面でいっぱいで、
また新しい仕掛けは出来ないものかなどと考えてしまいます。
電気街での買い物も掘り出し物があって楽しいと思うし、
なんだかんだ文句を言ってもゲームで遊んでる人に混じってると、
他では得られない安心感のようなものがあるんですよね。
ゲームセンタで育ったような所もあるから。