- 作者: 稲船 敬二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: 単行本
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ひとりよがりに面白いと思うことを貫くという姿勢は終わって、
みんな遊んでいるから、ファミ通で高得点だから、というような
他力本願の視点でゲームを選んで、世間との感覚のズレを感じます。
個人的統計で、マクドでPSPを持っている学生の画面をのぞいて、
それがモンハンだったことは一度もありません。
本当は流行っていないんじゃないかと思うこともしばしば。
そのかわり、3DSをやってる学生がモンハンってのはあります。
テレビの流行語が若者の間では本当は流行っていなくて、
昼間からテレビを見ているママさんからだんだん浸透して、
何年か先には本当に流行語になってしまったというような、
(この例え、オッサンにしか通じないかもしれませんが)
そういう空気をモンハンには感じるのですよね。
アンチメジャーなパンクバンドがドラマの主題歌になるような、
出発点と到着店の裏返りのクラインの壷みたいな状態ですよね。
さあ、ワケが分からなくなって参りました。
カプコンからバンパイアセイバーというゲームが出たとき、
前作バンパイアハンターのファンはほとんどがつまらないと言って、
そのなかで新宿で遊んでいたサラリーマンの新宿ビシャモンさんは、
「つまんないけど相手がいるから仕方が無いからやった」
「嫌と言うほどやればセイバーにしかない面白さもわかるようになった」
と、そういう話をしていたなと思い返します。
括りの言葉は思い当たらないのですが、
もうちょっとモンハン3Gも進めてやらないと、
まだ言うほど楽しめてないぞっと思うのでした。