秋は仕事が捗る

シューティングゲーム アルゴリズムマニアックス 新装版

シューティングゲーム アルゴリズムマニアックス 新装版

昨日のエントリで触れた本が新装版になって再販されていました。


秋は仕事が捗ります。
飯もうまいし煙草もうまい。
いやね、自宅でもプログラムに専念すると、つい煙草を吸います。
お勤めに出ていると喫煙所トークも仕事だったりするので、言い訳ですが、
部屋にこもってプログラムコードと延々にらめっこするとストレス。
だんだんね、慣れてくると、にらめっこより効率の良い方法に辿り着いて、
難問を前にもうまく立ち回れたりするもんでもあります。
でも台所で換気扇を回しての一服がたまらんのです。


ちょっと話題の違う話。
お役所仕事という言葉があるように、公務員の仕事は遅いイメージです。
どこからそういうイメージになるかというと、市役所の窓口対応でしょう。
しかし、半民半官の役所で勤めた時の周りの人の仕事っぷりを見ていると、
スケジュールを組むという仕事にかけてはお役所の人が上手に思います。
手際よくさっさとやるのが大事な仕事もありますが、大きな仕事、
(たとえば道路を敷くとかビルを建てるとかガス管を引くとか)
焦っても一朝一夕にはできない仕事を大勢で取りかかるようにするのが、
お役所の仕事の大事な所であって、その手腕がないと勤まらないものです。


橋本市長のスピード感がいつまで続くのかとか、そう話は脇によけます。


このお役所で学んだスケジュールと言う仕事(出来てる人は読み飛ばして)
その日暮らしだけど口八丁手八丁みたいな人にはマネができません。
ナメクジが気付いたらすごい所まで進んでいるの見たことありますか?
(ナメクジに計画性があるかどうかは別問題として)
ジワジワとゆっくりだけど方向を間違えずに目標を立てて事を進める。
僕には無い部分かもしれないと思って見てました。


3日でゲームを作る。
じゃあその上は1日で、半日で、はたまた15分のシューティング。
いまenchant.js界隈でそういうエントリーが人気で、どこか馬鹿にしてる。
以前より支援ソフトが良くなってコンピュータも速くなって色々できる。
そんななかで僕も3日でゲームと作ってみて、でもそれにもうひと月、
かけてみたらどんなことが起こるのか、いま3週目まで来ています。


そう決めた時にはざっくりだけど1週ごとのスケジュールを考えました。
スケジュールと実作業と、追い抜いたり追い越されたりしながら目標をみる。
ソフトの世界には人月工数というものがあって、
1人2ヶ月と、2人1ヶ月が同じ勘定にされてしまう。
これはスケジュールを決めるため。
1人と2人じゃ分担するにしても頭は別だし連絡もいるし同じじゃないって、
20代はそういう上司の単純計算がめちゃくちゃ頭に来たのも覚えてます。
だけど1人に任せっきりで待てる仕事でもない、なんとか片付けたい、
人を増やして時にはそれが原因で破綻したりも見てきました。
だけど、どこかでいまどれくらいこなせるから、それを何倍すればいくらか。
ざっくり考えることも時には大切。
これは今充分な余裕と時間があるから。
ホントに余裕か、老後に貯金しとかなくて大丈夫か、でも違う後悔も心配だ。


さあ、書きっぱなしジャーマンで文章整理するかわりゲームの続きを作ろう。
pngの透過くりぬきだとか、工数の読める単純作業ほど後回しにするタイプ。


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