東大スイッチ

東大生だけが知っている「やる気スイッチ」の魔法

東大生だけが知っている「やる気スイッチ」の魔法

東大スイッチという本が話題です。
何でも勉強をするのにオープンカフェに入るとお金を払ったんだからとスイッチが入る。
そうして手に入れた集中力が東大に入るまでの勉強の秘訣だったそうです。
そういう話ならプロレスゲームや戦闘機ゲームはゲーセンで100円払ったから燃える。
これなら分かる気がする。(何てダメな例えだ、我ながら)


この論法で行くと僕の考え方は全くの正反対です。
なんか新しいゲーム機を買ってテレビに繋いで遊んだのになんだ、こんなものかと思う。
せっかく大枚はたいて買ったのにつまんないなと思っちゃうんですよね。
それがアマゾンで聖剣伝説4が500円というのを見ると、
聖剣伝説が4500円じゃないですよ「聖剣伝説4」が500円)
いくら2ちゃんねるで、つまらないゲームの代表みたいに言われてても、
500円なら元を取れるくらい面白いんじゃないかと勘ぐったりします。
実際、高いものを買った自慢より安く買ったほうの自慢のほうが好きで、
MacBookProも買った時はなんか手に余す感じだったものが、
iPhoneの新しいのがでたりiPadがでたりして、どんどん旧型になると燃えてくる。
うちのマックでも対抗してやるぜコノヤロウとどんどんプログラムを書いたり出来る。


それでRoland JUNO Diを買ったのに、久しぶりにカシオの安物出してくると、
これが何とピアノの練習に身が入るんですよね。逆東大スイッチ。
これだ!僕の貧乏性のやる気スイッチで東大生天才ピアニストと戦うしかない。
食事をカップラーメンで済ましてコップにコーヒー牛乳を作って貯金する。
お金は貯金に回すから音楽はCDを買わないで自分で奏でる。
自分で奏でるのに楽器に高級品を使うと本末転倒で、安物のほうがより良い。
そんなふうに自分の外堀を貯金優先に回していくと俄然ガッツがでる。
投資はギャンブルだけど貯金は裏切らない。(時勢にもよるだろうけど)


ピアノをゲームの装備品のようなものと考えてコストパフォーマンスを見ると、
装備品の価格と攻撃力が正比例じゃないことを僕はネットゲームで学んだ。
みんなレベルが頭打ちになった時に装備品でしか差が付かない状態になって、
攻撃力を1%とか0.5%上げるために丸3ヶ月の貯金を投げ打つような人を見た。
ネットゲームの世界に住んで、その外に存在意義を見いださないような行動に見えた。
僕はだいたいレベル85くらいで、これからレベル99に上げたらどんなもので、
そしてレベル上げという目標が無くなったら何をして遊ぶのだろうと先回りすると、
考えるだけでその先はどうでも良くなってしまう。
「レベル99になってから見える世界もあるよ」とはマニアの友達が言ってた。


ちょっと話が交錯してきてるけど、努力や投資が効果的で面白いのって、
かけた時間やリスクに対して見返りが目に見えるレベルの時だと僕は思っている。
ここは伸びしろが大きいなと思ったら何も惜しまず努力が出来る。


結果としてふたつの事を話してしまった。
ひとつは東大スイッチというものがあるが、僕の場合は安物スイッチを持っている。
また、目標レベルが高くなってからの鍔競り(つばぜり)より入門が好きだ。
自分がやった事無いような事に挑戦すると六角グラフの面積が効率よく大きくなる。
即ちもうひとつは、初心者スイッチのようなものが僕にはある。
何か行き詰まったら全然違う事をおっぱじめて、それを中級まで伸ばす。


もう少し蛇足を書きたしておくと、ドラクエ2タイプ診断というのがある。
ドラクエ2にはローレシアサマルトリアムーンブルクの3国があり、
主人公ローレシアの王子は魔法の呪文をひとつも覚えてない肉体派、
隣国のサマルトリアの王子は肉弾戦も魔法の呪文もこなすマルチタイプ、
そしてムーンブルグの王女はか弱いがあらゆる魔法の呪文を覚えてしまう。
僕は自分自身をこの中のサマルトリアの王子のようだと思って育ってきた。
なんでもできそうなサマルトリアだけど、物語終盤では両面強みが無く、
結果的に3人の中でお荷物となってしまう。
そういう僕に、ある先輩がこう言った「君はどう見てもムーンブルク
もしかして自分の強みはそういうところなのかと。
まだ、この話は受け入れきれないで心の中に引っかかっている。
そしてドラクエ2を今更やって得た、ひとつの知見がある。
どっちつかずのサマルトリアも「ぼうぎょ」は1人前にできるということ。
何の役にも立たないゲームの話だけど、誰かの心にとまるかもしれない。


今日もまたインターネットの海にゴミ原稿を1枚投げ入れてしまった。