考えちゃうとできなくなる

圧力鍋 Fever Menu 60 (ヨシモトブックス)

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例によってテレビをポカーン見てたんですよ。
女芸人の椿鬼奴さん、関西ローカルか全国区か知らないんですけど
「なんで、この年まで結婚してないんですか?」
「考えちゃったんだよねー」
子供が飛行機の中で泣いてクレームがネットの話題になる。
保育所や託児所が予約でいっぱいになり社会問題になる。
結婚前からアレコレ考えてると、なかなか子づくりも結婚もできない。
僕もハタチくらいは純情なもんで女性と付き合ったら1人に全力で、
「お前はもう、結婚なんか考えてるのか」
なんて言ったヤツのほうが30歳なってみると先に結婚してたりね。
よその様子を気にしたり、考えるとできないこと、あると思います。


ケータイゲームやパチンコもね、雇用が安定しててさ、
ちょっとくらい無駄に使ってもまた仕事すれば給料が入るって、
それくらいのことを考えてるから損を承知で遊べるんですよねー。
この先どうなるのか、色々考えてると、暇で金があっても、
そう安々と消費に回せないですよ。それが悪循環を生むと知っても。


そうなってくると、モンハンなんかのゲームすらできなくなる。
退屈だなーと思うこともありますよ。ありますけど、ゲームができない。
不思議なもんでね、年中暇だとゲームも出来ない心理状況なのに、
ちょっと仕事の契約が取れるとなると、手続きにかかる数日の間だけ、
猛烈にモンハンの狩りが面白くなったりするんですよ。
暇があって金があるだけじゃダメ。
暇があって、金もあって、先々にまた入ってくる予定もあって、
それくらいの安心の中ではじめてゲームでも遊ぼうか、となってくる。
これは、考えるとできない、とは少し違うかも知れませんが。


ストリートファイターやマジックギャザリングなんかもできない。
考えるとできない。
読み合いってなんだろう、運とどう違うんだろう。
暇も仕事も何も考えずにゲームに没頭していると、
ゲームの中で考えるんです。
ゲームをするかしないか、どんだけ使うかではなく、
ゲームは必ずするもので、その中でキャラをどう動かすか。
相手がいつ波動拳に来るか、
モーションは見切れるか、
心理は読めるか。
読んでいるのは心理でなくて、あくまでゲーム上の判断であって、
どういう手札を切っても、その手札に賭けている金銭感覚みたいの、
10回負けても1回でも勝てたら勝って気持ちいいって人と、
今日は10勝1敗で勝率9割越えでウハウハだわーって人が、
台の反対側で両方ウハウハのWin-Winなんてのも、
1000円の小遣いと100円の小遣いを消費に回せるから成り立つ。
100円も無駄に出来ない!なんて思うとゲーセンでは遊べない。


きっと誰かのゲーム熱が冷めたわけじゃないと思うんですよね。
景気が冷えきってる。
たとえゲーマーでもゲームは生活必需の最高条件にはならないよね。
カップラーメンをすすってゲームするにしても、先ずラーメンはある。
おにぎりとラーメンを買って、おつりはゲーセンに入れられない。
明日のラーメンのために取ってある。


考えると、できないよね。