金持ち父さん再読

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さんロバートキヨサキの会社が倒産だとか、
じつは私服のための計画倒産だったとか噂がありました。
この本を20代の頃に買ってから普通に働くのが嫌になり、
サラリーマンをコツコツ続けることからすると転落人生です。


しかし、今金持ち父さん貧乏父さんをよく読み返してみると、
金持ち父さんも47歳までは働き詰めの人生を歩んでいます。
ためしに月給22万でも月15万貯金して47歳まで働くと、
ボーナス無しで貯金は4500万円になるわけで、
4500万で配当利回り2%の株に投資すると、
毎月に換算して7万5千円くらいの収入ができます。
22万で15万貯める生活が出来ていたなら、暮らせる。
25年間は辛いかもしれません。
これが共働きだったりすると、高給取りだとすると、
もっともっと早く退職出来るなと、計算を始めるの遅かったね。


追記:
僕はマクドナルドで昼食をとることが多い。
高いと思う人もいるだろうし、安いと思う人もいるだろう。
マクドナルドの値段表をよく見ると、
コーラとポテトとチーズバーガーとチキンナゲットを買うとき、
単品よりセットのほうが安いとか、
ナゲットのセットにチーズバーガーを足したほうが
チーズバーガーのセットにナゲットを足すより安いことがある。
クーポンを使うと、こういう計算が少し複雑になったりする。
こういうことを、ケチだとか、細かいとか、思われるかもしれない。
それでも、株式投資をはじめると、
最初は大金を動かすんだと意気込んで証券屋に行ったものだけど、
ほんとうに儲かるのは細かい利幅の積み重ねを上手くやる人だし、
倍を求めて全部失う人を横目に1.1倍(10%アップ)を狙う。
そういうものじゃないかと思っています。


先の話で4500万もあったら投資でなく使いたいと思う人も、
もちろんいると思います。使ったら良いと思います。
4500万あったら投資しなくても毎月崩せば50年暮らせます。
だけど、1000万使って残りを投資でも充分かなと考えます。
ふと振り返って、あんなに働いたのになんで手持ちが少ないのか、
思えば無駄なことに使ったなと思うこと、ありませんか。
僕はコツコツ貯金をして、鬱になって、酒に溺れて、
もう死ぬくらいならお金を全部使ってしまえと毎日数十万使い、
あっというまに残りわずかまでやってしまったことがあります。
しかしそのタイミングで借金はしなかった。
(もっと以前にしたことはありますが)
それからタバコを吸う量が増えました。
タバコを吸うと体に悪いと言いますが、
タバコを吸いながら自殺したいと思ったことはありません。
もっと早くそのことに気付いていればお金は手元に残ったかも。


お金を使ったことがないと、大量のお金をガンガン使うと幸福と、
思っているかも知れませんが、僕はそうでもないと思っています。
百貨店で買い物をするにしても店員の笑顔は作り笑いだし、
お金で買える物はどこかしら、そういう要素を持っています。
そして、服を沢山買うとクローゼットがたくさん必要になるし、
1000万円を宝くじで当てても買い物で満足はできないでしょう。


そのくらいを踏まえて、月7万の暮らしをしたいと考えています。
7万というのは本の経歴からの簡単な試算であって、厳密ではなく。
また、株の話をすると「下がったらどうするんだ」と言う人もいます。
下がったら、もちろん資産の時価は下がります。
僕がシャープの奈良工場に勤めていた時、
シャープは赤字で大規模な技術者のリストラをしました。
株を買うと言うなら下がるかもしれないと恐れるのに、
どうして会社勤めなら潰れないと思うのか、それは無知だと思います。
とにかく、まだまだこれからどうなるかは分かりません。
本文はこのあたりで一度締めくくります。
きっと、またいつか続きは書くでしょう。
僕がどうなったか、どうもならなかったか。
それだけの記録ですから。


さらに追記:
自分の経歴書をよく読み返すと、22歳から34歳までの12年間、
13回も職場が変わってるんですよね。
勤めていた会社の社長の意向で作業単価の少しでも良いほうに、
そして単価が上がると責任も重くなって、
職場が変わると人間関係も再構築が必要で、
ひとりで、そこまでできないの当たり前だと思うんですけど、
「請負ってそういうもんだよ、若いからって安易に飛び込むな」
というようなことも言われることがあります。
それでもプログラマーてのは経歴が語る唯一の強みなので、
また大阪某所で働く準備をしています。
しんどいから「面接なんて落ちちゃえば良いのに」思ったりも。
自分を改造しなくても、ありのままパシッとはまる職場ならいいのに。


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