中身の無い言葉

新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか (講談社現代新書)

新しい左翼入門―相克の運動史は超えられるか (講談社現代新書)

ネトウヨネット右翼)」と「はてサ(はてな左翼)」について、
どちらも叩くための仮想敵のような言葉で現実的な本体が無いんですね。


匿名の書き込みに右派も左派もあったもんじゃないと思いますが、
右翼というのは保守派で、遠巻きに自民党の事を指します
左翼というのは革新派で、遠巻きに共産党の事を指します。
はてなダイアリーは本来政党色を出した使い方は規約違反ですが、
村民から市民になるには政治の話もしなきゃならんかなと。


ただ、右翼の後援団体に過激な人がいて、それを指す意味に使われる。
そして、与党からすると左派は政敵なので、イメージの悪化も謀られる。
こういうこというと左寄りと思われるでしょう。誤解ではないです。


文化的右派と政治的左派のすれちがいの対立というのもあると思います。
魚を食べて日本酒を飲むという文化的な日本美化を保守的右派として、
西洋色の強い意識を持つ人を日本文化を変えてしまう左派とする。
こういう具合に対立されてしまうと、議論では解決できないでしょう。


そもそも、ケンカ始める前に何言ってるか分かってるか確認しましょう。


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