金は引く手に好手あり

将棋世界 2013年 02月号 [雑誌]

将棋世界 2013年 02月号 [雑誌]

将棋プログラムを連続自動対局で延々走るように調整。
1局10局100局と走らせて先手後手の勝敗のみ集計。
100局でどうにも後手の勝率が高いのを取ってみて、
薄々気付いてはいたんだけどやっぱり将棋は後手有利なのな。
1000局やってそれは確信に変わり、2万局まで伸ばす。
2万局やるとプログラムのバグが顕在して半日くらい使う。
午後から2万局モードが回り出して1セット約2時間。


これをMacBookでやってみると10分ほどで終わったりする。
CPUが速く当然なんだけど、これを分かってくれない人もいる。
最近のコンピュータほど小型でも高性能なんだけど、
高性能な分、処理させている情報も大きくなっているから、
(たとえば画面の画素が細かいとか色が多いとか、そういうの)
実際に操作して画面が付いてくる速さで見ると遅く感じる。
決してノートだから遅いというものではないのだけれど。


クロマクリア管のNECで計算させていると画面の見た目は派手で、
絶え間なく画面が将棋の盤面を更新させ続ける。
このへんMacBookのLetinaだと計算部が速すぎて画面がついてこない。
勝率もMacBookのほうがムラが出て、ミリ秒乱数の時計の影響か、
もしかしたらコードを別に打ち込んだのでバグがあるのか、
気になるけれどNECのほうがちゃんと計算するのを待てば良い。
MacBookを将棋に使うと他の仕事ができなくなってしまうから。


そうこうしている間に親戚一同が押し掛けてきて中止になりました。
「きんのぶた」という、しゃぶしゃぶ屋に皆で行くんだとか。


表題の「金は引く手に好手あり」棋譜を眺めてて思い出した格言で、
金の進行方向6方向に対して評価の重み付けを引き手重視にするとか、
モンテカルロ法標本で金の引きの選択確率を上げると勝率は上がるか、
それで勝率がたとえば2%あがっていたとして2万局の統計誤差と、
勝率が2倍とかになるなら分かるけど2%じゃたぶん測定不能だな。
そんなふうなことを考えてたんですよね。
盤面がどういうときに引くと言う定跡一致のアルゴリズムでなくて、
格言を覚えていてなんとなくそうするというプログラムもいいかなと。


ファミコンウォーズファイヤーエムブレムが遊ばれているのは、
だいたいの人は強い将棋より自分がちょっと考えれば勝てる将棋がいい。
そうはいっても、僕自身もう自分の手で指すのはあんまり乗り気しない。


そして棋譜は秒間100手1局ペースでコンピュータが生成して、
その中に名局もあるのかもしらんが100局過ぎてから読んでない。
圧倒的に勝てない相手でもいると研鑽の目標設定ができるんだけど、
今の将棋は目的意識としては趣味領域に入ってるからな。
自己満足が得られればそこで安心して終わる事が出来る。