ストリートファイター総論

ストリートファイターが流行ったのは絵描きの先生の仕事がひとつ。
もうひとつは駆け引きの相手としてコンピューターより人間のが楽しい。
これに尽きる。


人を負かそうとすると、それ相応に捻くれた考え方が必要になる。
もちろんアクションゲームとしての反射神経や操作技術も必要だけど、
自分がこう動くと相手はこう返してくる、すると相手の考え方はこうで、
それを逆手に取るには自分はまずこう動いて相手を釣ってこう返す、
というような果てしないイタチごっこの世界になってゆくのである。


それで、自分がどう動いたら相手はどう来た、その時相手は何を狙ってか、
その辺りの部分は互いに話し合いでもしない限り想像の産物なのよな。
ストリートファイターでひと晩語る、みたいなこともやったけれど、
何も考えてないで感覚で技を出すヤツが勝つってことも充分にあって、
思考で勝負するならファミコンウォーズのような情報ゲームのほうが良い。
ただね、街中でちょっと寄り道してファミコンウォーズをやろうって、
そういうシチュエーション自体存在しないから話としてナンセンスか。


ゲーマー同士ゴタクは並べずゲームで勝負!という寄り合いもあれば、
ゲームは下手でも語ってみると面白い考えをするヤツももちろんいる。
これは総括する事の出来ない個々人の話であるから、まとめようもない。
それだけ色々のヤツとストリートファイターの台を挟んで遊んだんだ。
たいへん思い出深いが、思い出はゲームの外の世界に対してである。