基礎からコツコツ


何の前触れもなく「前から欲しいと言ってなかったか」と親父から。
電気のテスターだと思うんだけど使う局面もまだわからない。
ソフト屋を10年以上やっていて、近ごろ物理層に近づいてきた。
プログラムというのはハードと電気がはじめにお膳立てされていて、
その中で見ている、言うなれば電気羊の夢のようなものなんだ。
ディスクやROMに焼かれたソフトは確実に実体を持っているが、
普通の方法では見えないので完成途上だとやはり夢と区別が無い。
ハードを触るほうが地に足の着いた生き方をしているんじゃないか。


唐突な話になるけどフロントミッションガンハザードを今から見直す。
儲かっていたスクウェア社がヴァルケンの開発チームを丸まる引き抜き、
高校生くらいで受験とかぶるからできなかったという部分もあったり、
子供ながらに引き抜きと言う金銭の絡むやりくちに嫌気を持っていたり、
なんか第一印象がすごく悪かったのだけれど、今よく見るとそうじゃない。
敵のミサイルの弾道とか取ってみると、ヴァルケンのアニメや数式が、
ゲーム中の物理に揺らぎを持たせていて、引き抜きスタッフだけだと
その辺のディテールが作り込めていないように感じたんだ。
スタッフの能力か予算や納期の問題なのかは外からは分からない。
ただタクティクスオウガの発売延期のあとのフロントミッションや、
ヴァルケンの後のガンハザードは子供目線でも引っかかるものがあった。
これがグラディウスVまで時間が進むと「良くやった」という感想で、
グラVはコナミからトレジャースタッフが出戻りして開発したらしく、
まあ、今のゲーム業界にもそういうニュースが欲しいなと思います。
ハードも開発手法も変わって通用しないのかも知らんが思想の問題で。