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勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

ちきりん先生とウメちゃんのトークショーとかいつのまに。
ゲームを知らない層に注目されると言うのは大きいことですよ。
昔のいけ好かん所は水に流して、今はその変遷を楽しんでます。


不思議なもので、ウメちゃん本人と接すると弟みたいなもんで、
近くにいるとメディアを通した偶像と重ならない人物像です。
ウチはリアル弟もいて兄の僕より進学も就職も滞りなくいって、
甘えて育ったのに言うこと聞かなくなってムカついてくると。
それが、僕が民需の仕事をしている間に彼は夢の世界に行って、
今ではメディアを通してその活躍を知るばかりになりました。


カプエス2の全国のときブランカサガットが最大勢力の中、
彼はリュウ・ケン・豪鬼というチームを最後にひねりだして、
ベスト8まで進み、志郎氏のロレントサガット・山崎という、
ウメ殺しと言われるリュウケンタイプに超強いチームに当たり、
その時はもう参加者よりも完全にギャラリーの1人になって、
どうやってウメはこの逆境を超えるだろうとワクワクしました。
それで山崎の起き上がりにアッパー重ねて逆2択で負ける。
そのアッパーのあと、光ってギロチンだったかドリルだったか、
完全に記憶が途切れてるんですよ。アッパーの瞬間死んだなって。


それからウメハラ氏は常勝街道を降りた時期もあったんですけど、
なんかギネスに載ったりスポンサーがついたり話題になってます。
でも叶うなら「あのゲームの無理なキャラ差をこう覆したんだぜ」
というゲーマーの噂話としての活躍を聞きたかったとも思います。
単なるマスコットみたいに映っちゃうのも、つまんないかな。


ゲームの裾野が広がってお客さんはどんどん入ってくるから、
そのプレイングにおけるカリスマ性みたいのは焦点が当たらない。
お金もらってやってるプロがいてんだな、という情報劣化してる。
「あの大会で相手がこういう技出して、ウメはこう返したんだぜ」
って、あ、これ、前の段落とまた同じ事を書いてますね。
そうあってほしいね。


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