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20代の頃キャッチセールスで洋画を100万円で買った事があります。キャッチの女の子が可愛かったのと芸能人の集まるパーティ招待など、売り文句に引っかかったわけですが、そのパーティはタレント事務所の若手や辛うじてテレビに出た事はあるグラビアアイドルなんかが来てて売り文句にウソはなかったわけです。このへんが詐欺とサービスの境界線なんだなと。後々に法律が厳しくなって店じまいしたそうですが、僕も通報したので法律が厳しくなるのに一役買っているわけです。


セールスの文句に絵は一生残るというものがあって、確かに倉庫にずっと置いています。歳を取ると好みが変わるので荒々しい絵より落ち着いた絵のほうが今は欲しいなと思いますね。絵を処分したら画商で3万円くらいは貰えると聞きます。100万円で買って3万円か、うーん。


そういう筋で話をすると、この洋画が3万円にもなるのか、それならコレを何とかして欲しいと倉庫いっぱいの300点の洋画をタダで持って行ってもらっても構わないと見せていただいて、言葉が出なくなった事があります。日本だとカードゲームの挿絵の原画でも40万とか言われるんですよ。相場を知らないと。書く人は1枚1万5千円で描いてたりするんだとか。儲けを考えても5万円くらいまで下がって、好きな絵だったら考えようかと。そんでも製造コストから考えたら薄型テレビ買うよね。あれも最初は100万したんだよ。


JRの駅前の南都銀行はホントに割り切った店でガラスの自動ドアの中にATMが2台あって店員いないのな。ああいうの見ると円安か円高か知らんが円の価値が担保されてるのも奇跡だなと思います。


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