Perfume

昨日5月22日はmiwaのアルバム発売日で近所のレコ屋に行ったんですよ。紫色の天使のジャケだと思って探していると見つからずに仕方が無いから同日発売のPerfumeのMagic of Loveを手に取ってレジで聞くとmiwaのジャケは草冠の緑を基調としたジャケットで、なんにせよ買えて良かった。


それでですね、Perfumeはレコード発売日はいっしょだわ、笑っていいともに出てるわで、最近加藤浩次テリー伊藤のスッキリのEDにもなっててですね、人気出たな、広島時代は知らんかったけどiPodYMO入れてるような僕だからテクノ同類項で応援してたというか周囲からそうされた感じもあるけど、中田ヤスタカプロデュースがきゃりーぱみゅぱみゅでメディア独占して忘れられたような感じもあるけど路線を変えずに頑張っているなと。


でもですね、いいとも見てるとあーちゃんのトークが「ふわとろ」の感じでなくて広島弁も飛び出してなんかキャラ揺れてるんですよ。あーちゃん24歳で僕は35歳。人間だいたい35歳にもなると好みが硬化して新しいレコードとか手を出しにくくなるものらしいです。それなのに僕はどんどん浮気性に色々のアイドルに飛び移って行くわけですが、あれです。Perfumeテクノポップユニットなんだけどテクノからハウスになってトランスになってエレクトロになってユーロビートになって、ようは楽器の解像度が上がってテクノの音色と呼び方が変わってきてですね、時代遅れのテクノという呼び方に対するこだわりが抜けて、例えばAKB48ギンガムチェックにエレクトロが小さい音で混ざっていたりして、テクノ一色に染まった感じでなくて、その電子音のエッセンスだけでもええかなと僕の好みが変わってしまったんですよ。miwaもエレクトロ混ざった曲もあるし歪んだギターの曲もあるしで、Perfumeのようにファッション性と音楽性が硬化して見たら即ちテクノみたいなのはしんどいなと思う部分があるわけです。


ここまでは僕都合の話。


だけども、Perfumeのみなさんも消えてゆかずに芸能界で生きてゆくにはヘビロテのベスト曲でなく新しい曲がいるんだろうと思うんです。そんなことは中田ヤスタカ氏のやることであって僕が心配する事はないのかもしれませんが、これからのPerfumeはどうなっていったらいいんだろうと。引退して結婚してメンバーから売れ残りが出たらバラエティで食うとか、そうでなくてですね、ミュージシャンとしてあと5年くらいやるとしたらどんな曲を出すんだろうと。ね。


それでですね、新曲の前に既存曲をおさらいしようとレコ屋に戻って3rdアルバムΔ(デルタと言う文字です)を買ってきたんです。ベストアルバムの曲はほとんど知ってるし、ジャケ写が好みでないから第一印象を信じて選びました。ベスト曲は知っていると言うより、反対に僕が良くかけていた曲が知名度が上がってベスト化されたんじゃないかと思うほどシンクロ率高いんですよ。それでアルバム曲もっと聴いてみようとね。聴いてみるとボーカルのほとんど無い曲や楽器が電子楽器でなく生楽器の音でボーカルだけエフェクトかかってる曲とか、色々やってんだなと。それでテクノと同時にポップとして、大衆音楽として耳に残りやすくテーマが分かりやすい恋歌だったりする、今のセトリに辿り着いてんだなとね。


ああ、これからどうしようとプロデューサーでもないのにアレコレ考えてMacの音楽ソフトを立ち上げてテクノのサンプル30曲くらい聴いてみるんですよ。テクノが流行った時代に音色が出てきてポップのコード進行があって、歌も歌手が同じだし同じようなものを歌詞を買えてやるしかないみたいな着地点が見えるんですよ。


無力だなと。Perfumeの今後を考えたとき今ジブンに出来る行動で影響力のありそうな選択肢は全くないなと。部屋にポスターを貼ってファンとして応援するしかないなと。それで仕方が無いから一日フライングしてブログを書いています。



Δを聴いてるとシンセの音とエフェクトのかかったボーカルが交差して音なのか声なのか分からない感覚に襲われて気持ちよくなる事があって、ああこれはPerfumeの良さの中で僕に取って外せないポイントだなと思うんですけど、電子音楽ってきっとポップカルチャーにもっかい上がるには狭いと思うんですよ。ぱみゅぱみゅの人は流行ってるんですかね?


どうしていいかわからんのでビール飲んで寝ます。おやすみなさい。


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