メカニカルトレーニング

同じことでも言い方ひとつで良くも悪くも受け取られる。普通のヤツは何の変哲もないやつ、取り柄のないヤツで(普通の人には何か取り柄はありそうだが)普通じゃないヤツは何か取り柄があっても遠巻きには変わり者だ。ウチの親父は姉がテレビでよく見るミュージシャンのレコードを買ってくると「ミーハーじゃのう」と言うのを見て育ったので、なにか変なものを買ってくるヤツになった。そうすると進んでいるとか個性があるではなく、遅れているとか変わっているとか親父以外から予想もしない誹り(そしり)を受けたものだ。そういうことが俺の性格を歪めた。ミーハーだと言われたくなくて素直な選択を出来ないのに更にその考えた末の選択をまた他者から否定されて行く。答えは素直になる事だが一度拒否した素直さをまた受け入れるために複雑に拗れる(こじれる)


さて、ブログ1000件の目標を達成したら次はギターの速弾きだ。メカニカルトレーニングと言う言葉があって、おそらくリットーミュージックの地獄のギター教本から来てるんだろうけど、似たようなのが雑誌に載っていて4週間28日分のトレーニングが載っている。1日15分のそのトレーニングを続ければ何かが変わると謳われている。しかし30を過ぎた固い体に1日15分のトレーニングは染み込まず、15分経っても何も変わらないと言う事が良くあった。そして2週間ほどで止めてしまった。


それでもブログ1000日と言うのは3年の成果である事を考えると1日15分ならトレーニング1日分を1週間7日かけて7ヶ月やれば何か変わるのではないかと考えるようになった。昨日は手始めに1ページ目を1時間練習した。プロは1日10時間練習する人もいるらしい。体に違和感がある。成長痛みたいなもんだろう、良い傾向だと思って今日もまずは15分。上手くなった感じは無いがスリーフィンガーの練習の時も練習中に上手くなった感じはなくとも、続けていると寝て起きて練習を再開すると弾けるようになっていたという経験がある。くだらない事だがストリートファイター昇竜拳の練習でもそういうことがあった。だから意味など考えず打ち込める事があるならそれをこなすだけだ。


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