イワンのバカ

イワンのバカは悪魔の言葉がわからないが、小説「イワンのバカ」それ自体は言葉で綴られているというパラドックス。このへんが無政府主義を理想とする共産主義を掲げて議員内閣に得票で国会議員を入れようとしている日本共産党の自己矛盾を見抜く目になるのかなと。


昨日は映画「風立ちぬ」を観てきた。宮崎監督は映画を当てたんだからそれを次の製作にまわさず道楽する事も出来ただろうに、次々と作品を出すのは尊い精神を持っているのだろうな。


先日京都の町で祇園祭があったらしいが政治の政の文字はひと文字で「まつりごと」とも読む。「まつる」とは大事にするということだ。俺が高校生の頃は政治と経済は同じ科目に入っていた。いまの政治に求められるのは経済的な利益享受という発想が経済中心の貧困なものになっている。今生きるにはカネがいる。カネをよこせ、所場代をタダにしろ、そんな話だ。原発は危ないが電気代が高くなるなら誰かに我慢してほしいという筋もある。カネがまつられている。


今日は投票日だ。まだこのブログを書いている今は投票に言っていない。公明党の人から選挙のメールが来るが、あの政党は仏壇をまつっている。まったくロクな政党が無いもんだ。


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