ゴム動力プロペラ飛行機


現在実時間2013年8月5日。未来日記は続く。


カロリーメイトの箱とフィレオフィッシュの箱をハサミで切って紙飛行機と手裏剣を作った。手裏剣は投げてみると良く飛ぶ。量産しておくと子供が遊びに来たとき喜ぶだろうと、しばらく黙々と紙を切る。


紙飛行機もいつかは飛ばしたい。ラジコン飛行機など既製品で飛ぶものは持っていても、自作の技術水準がどの程度か試してみたくなった。カロリーメイトの手裏剣から少し切り方と折り目を工夫してプロペラを作っていみた。


プロペラの動力は輪ゴムではじめはワインコルクに巻いて回してみたが、コルクとプロペラを直接つなぐとプロペラが引っかかるのでワッシャーを紙で作って三段分ほど厚みを持たせて、これは回るようになった。しかしコルクのほうが紙より軽いので手を離すとプロペラではなくコルクが回って飛ばない。紙飛行機の本体は以前に作った零戦があるけど子供が遊びにくる度に散らかすので今回は見つからなかった。合体は先延ばしにしてゴム動力部の軽量化だけを考えることにした。


結局コルク部分も紙製の筒状部品になり、あとは飛ぶかどうかだが、紙の折り目では揚力を生むより負けて反れるだけになるだろうな。竹とんぼの用に竹か木材かプラスチックでプロペラを作らないと。


こうして紙扇風機が出来上がった。


電動も考えたが市販品のモータと電池では重すぎて飛ばないだろうから、コルク芯の手巻きモータでも作ってボタン電池でどのくらい動くのかなど、コンピュータ技師として実験ではなく試算や設計をすべきとは思う。でも計算しないでやってみるのが趣味レベルで面白い。



改良。ペラの写真を形で見ただけで重すぎて飛ばないだろうと指摘を受ける。紙だからゴムだからと諦める前に紙でも理論を踏まえて形状を模すと良い結果が得られる。飛ぶまでには至らないが回転の風圧が全然違う。中心に近い部分は風を生まないのに抵抗が大きくなってしまうので細く削り、外側にプロペラの羽根を大きくさせる。そういう部分が分かってきた。



そしてこうなった。試作コードは「フィレ零フィッシュ」なんという駄作。投げて飛ぶ軌道は果てしなく放物線に近い。風力よりもゴムとプロペラの重さが勝る。そして翼がへなる。それでも余暇の過ごし方としては充分に有意義であった。


この記事でも1週間で100人くらいに読まれるのだろう。けど、最新のラジコン飛行機の設計を写真や動画で解説している人がいて、傍目に工作と言うより大工仕事の用なことを頑張っているのにアテンション少ないんですよ。ニッチだなーと思います。飛行機って、作りに詳しくなると「せっかくここまでやって、それで飛んでなんぼのもんじゃ」という感覚が湧きます。


持論を書いておくと、地球のエネルギーは太陽光と地熱の総量の合計で、化石燃料にしても樹木の光合成にしてもエネルギー保存の法則から考えて蓄積された太陽エネルギーだと思うんです。それで、人間は太陽エネルギー以外にも化石燃料を掘り出して使うので、エネルギー枯渇は遅かれ早かれ来ると思います。原子力はまた違うかも知れませんが。太陽光発電も木材燃料も太陽光を基盤にしている点で変わらないはずなんです。そこに、もうひとつエネルギーがあります。地球の重力です。「飛ぶ」と言うことは太陽光なり地熱なりのエネルギーを動力に変換して、地球の重力に対して反発する行為なんですよ。だからどうしたんだ、といわれると、正直無駄な抵抗だよね、と言いたいくらいなんですけど。