退屈戦戦異常なし


艦これ少しずつ遊んでます。


地元地域のストリートファイター仲間は俺がずっと大阪でマンション暮らしをしている間に新参者にすっかり乗っ取られてしまった。年下でゲームの腕があるわけでもないが、負けっぷりが上手で(それもある種の接待手腕だが)俺は勝ちすぎて喧嘩になってしまったクチなので、みなその新参者を可愛がって、連れて歩くとゲーセンで勝っている所を見せる事が出来るし、だから俺の顔を見ると負かされるのでとっとと帰る、というふうになっていた。


俺は地域のストリートファイターを底上げして全国大会で通用するプレイヤーを排出したいと言う野球監督のようなビジョンを持っていたが、そんなものには誰も付いて来ない。マジックギャザリングも同じような筋だ。


それで相手がいないでつまらないから、引きこもってネットゲーなどしていると、負けて拗ねたのだと思われて、ゲーム内では負けていなくとも大局的にゲーセンの外の人からどう見えているかと言うと作戦負けなのだ。ウメハラのときもそうだった。田舎でやりこんで発見した半分バグの用なテクニックを、スパイされて東京でビデオを撮ってコミケで売る。そうされると俺のやり込みがコミケのビデオを見たとかネットで知ったふうにしか見えなくなる。東京ではテクニックひとつひとつ換金して交換される。



MH4の合計プレイ時間6時間強。


10代から20代の俺は間違いなくゲーム評論家であったし、評論するからには相当のゲームを買って遊んでいた。500本くらいはやった。総数が3000本くらいなので、知らないゲームのほうが多いには多いがクリアするまで遊んだ数も結構なものだ。しかし、ゲーム業界では「せっかく作ったのに辛辣な意見は聞きたくない」という風だった。


それが30代は買ったゲームは数えるほどで「買ってもらえない、話題にも出ないよりは買って文句のひとつでも言ってもらえたほうが方向性が見えた」であり、往々にして人は自分が最善だと思う事をやっているので、ねじ曲げるとその人がどれだけの仕事をしてきたか身を以て知る事になる。


そうすると、じゃあ面白かったのは何だという話になって、迷わずメトロイドプライムを挙げた。任天堂ゲームキューブのソフトで画面写真からFPSと思われているが立体である事を活かしたトリッキーなマップで、そのディスク容量やマップ枚数の少なさを感じさせない。スタッフはガイジンばっかりなんだけど、力技の洋ゲーでなくゲームキューブの性能を活かしきっていると感じた。サーモバイザーといいうアイテムは敵を温度感知のサーモグラフィで見る事が出来て技術的にどうなっているのか悩んだほどだ。


その点MH4は本当に俺のワガママで独断的なゲーム評から言っても満足度というか時間の密度の濃いゲームだと思う。ひょっとすると本当にROM容量も大きいのかもしれない(DSソフトだとテトリスクイズマジックアカデミーでは価格は同じでもROM容量は100倍くらい違う)メトロイドプライムは面白いが10時間も遊ぶとマップの端から端まで行けるので、MH4の6時間遊んでもまだ2面が終わった所というのはボリューム差がある。洋ゲーの代表として例に出すとXBOXのHALOのマップは使い回しが多く進んでもデジャブ感があるように、モンハンも同じクエストを何度もやらないと先に進めないという繰り返しによるプレイ時間の引き延ばしは好かないが、今回(MH4)は6時間中同じクエストを選んだのは1回。シリーズ自体に慣れたせいで収集に抜かりが無かったせいも加味しなくちゃだけどね。


モンハンPSP3rdの時は一緒に始めた友人に「本当に面白いと思う?」と問うと怪訝な顔をされて、評論家の如くゲームを買いまくる筋でなければ充分に面白いのだなということを改めて知った。初めて遊んだのが3rdだったから、というのも加味すると、初めて遊ぶのがMH4という人はもっと楽しいかもだし、いやこれは難し過ぎるかなとも。件の友人は全部終わらせないと気が済まないタチでPSP版2000時間くらい遊んで人間関係も日常生活も破綻したと聞く。全制覇への道が長過ぎるのはきっと間違いない。