ハイスコア全国一位


今日の写真はセガサターンのKOF97


俺は実はスーパーファミコン重装機兵ヴァルケンの全国一位ハイスコア保持者なのだが誰も知らない(ブログに書くと数十人に読まれるが信じてもらえるかと言うとまた別の話、ついでに言うとビデオ録画してアップロードもした)


また、エスプガルーダというゲーセンのシューティングゲームで3億点オールまで出して、奈良県から店舗ハイスコアをある雑誌に投稿した。これは知っている限り4億6000万台まで出るので、全国一位ではなく店舗スコアで充分だと思っていたが、その翌月に千葉県で7億のスコアが出たと雑誌に載り、ゲーセンの店主のおっちゃんが「インチキではないのか」と雑誌社に電話を入れてくれた。説明を受けたがおっちゃんは負けず「この子は店で3億出したんや。敵は全部やっつけた。画面にいっつも6って書いてある所にエーエルエルって出てゲームが終わったんや。2周目もないんやぞ」と口火を切って、雑誌社の人は「それでも、もう載せてしまったことですから」と電話を切ったらしい。その後「すまんかったな、ウチらゲーセンは100円でずっと1日遊べるっていうのが売りもんやねん、インベーダーでもゼビウスでもみんなそうなんや。100円くれて負けてないのに終わらせてしまった。もう閉店や」と言って店を畳んだ。


ゲーセンが好きな俺にとっては、あまりに虚しいエンディングであった。


今になって10年も前のカプエス2を何故やりこんでいるかと言うと、やっぱり雑誌に出るよりどこか賑わったゲーセンの雰囲気を思い出すからではないかなと分析するんよ。これ店でだいぶやったな、あの頃遊んだバカ友達とまた遊びたいなと思うからこそ、勝ち負け以上に賞賛がありそうな(勝算でなくね)ブロッキングの京・リョウ・テリーに落ち着こうとしてるんですよ。それで中学くらいからの古い仲間に「俺んちでプレステ2で遊ぼうよ」ってメール入れたんですよ。「よろこんで行くけど、もう腕前は忘れて鈍ってるよ」と受けて「いや、こっちから頼んで悪いけど1人用頑張るわ。俺勝負になるとアツくなりすぎてまた辛いから」と返す(もし古い仲でこのブログ読んでるけど電話なかったぞって人はそういう事情で許して下さい)


どうしたいんだろうなと思うと、やっぱり古い言葉かもしれんけど自己ベスト更新くらいが丁度いい目標なんですよ。対戦じゃなくてスコアだったら分かりやすいし。スコア業界は色々の話があって奥深く狭い業界なので、話のネタは色々ある。また追々その気になったらブログにでも書いて行きます。


エスプガルーダの7億とか、にわかには信じられないけれど、ハイスコア業界にはVHSビデオの頃から隠しテクニックの入った証拠ビデオが内々に回ってきたりするんですよ。ただ、広報宣伝が行き過ぎると、自分の培ったパターンで他人にスコア更新されるのを嫌って、密やかに通達する人が結構トップレベルの主流だったりします。だからどうしても狭い。


だからまあ、勘ぐり深い人まで巻き込もうって筋の話でもないです。


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