中学生くらいが頭がいい


ある教育学者が「人間は中学生くらいがいちばん頭がいい」と言ったんですよ。じゃあお前は中学生より頭が悪いのに教鞭を取っているのかとなりますが、ひとまず信じてみて話をしようと思います。


俺が中学生の頃ちょうどストリートファイターIIがゲーセンに入りました。最初はシューティングゲーム雷電ポップンツインビーのほうが面白いと思っていましたが、同級生がみんなやるので仕方なく始めたんです、最初はキャラセレクトで迷っている間に時間切れでエドモンド本田になって、3面まで進み、仕方が無いのでもう一度お金を入れてリュウを選んだ事を今も覚えています。


みんなキャラ被りは嫌うので、いじられキャラの立ち位置になっていた俺は面白キャラのダルシムの仮面を被って仲間に入れてもらいました。本当はリュウやケンが好きです。今でも中学からの同級生のY君にたまに会うと「お前はダルシムやろ!」と言われるので、最近は避けています。


いちどは対戦に夢中になりましたが、やり込めばやり込むほど「最初からずっとガードばかりされたらどうするんだろう」などと不安になったものです。相手も自分も動くから面白いのであって、ずっとガードされたら投げを4回入れるしか無い。(投げ4回で体力が全部無くなる)そういう結末の試合はつまらないなと考えました。ザンギエフスクリューパイルドライバーを3回決めて終わるという試合もたくさんしました。(中学にして多キャラ使い)


近所のゲーセンに餓狼伝説2というゲームが入った時は何キャラか試して、アンディ・ボガードで残影拳からしゃがみ小パンチをガードさせて、また残影拳を繰り返すとほとんど返し技が無い事にすぐ気付きました。最初はそればっかりやって勝つと、みな文句を言いながらお金をどんどんだしてコンティニューしてきます。俺はそんなに小遣いをもらっていないのに、と思っていました。まったく小遣いの無いM君というのがいて、あいつだけはゲームで勝負をしていないので何歳になっても俺の事を小馬鹿にしたクチを叩きます。ほとんどの同級生はゲームで勝負して俺には負けたと認めてくれています。格闘以外にもテトリスやシューティングや色々の勝負をしました。サッカー部全員とゲームボーイドンキーコングの早解きなんかもしました。


中学生が頭がいいと言うのは、無理の無い勉強をしているからだと思います。高校で習う勉強と言うのはどこか無理があって、空論で、頭がもうモツレてしまっているんだと考えています。小学生だと知らない事が多いので大人に負けるけれど、中学となると負けないし、余計なことは知らない分で大人の嘘にからめとられていない。


なんでストリートファイターなんか大人になってもやってるのか、というと、そういうもので負けてやらないと遊んでくれる相手がいないから、と言ってしまうと身もふたもないけれど、中学の自分ならそれくらい言わないと納得しないだろうなと思うのです。


全国大会優勝が夢ですが、地方予選参加者6人で1位通過しても東京予選が9割とかで交通費を払って東京に行って負けると参勤交代ではないのかと思いますね。全国大会が行われるほど流行らすには負け役が必要で負け役を買って流行らせて大会も盛り上げてそのうえで優勝の座を自分で取るとすごく手前味噌な事をやっているなと、俯瞰で思うのです。

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