ゲーセン対戦事情おさらい

ギルティギアの新作が出たそうです。ゲーセン先行で家庭用はPS4で今年中旬予定。いちはやく遊びたい人はゲーセンに行くしかないという罠。


ストリートファイターIIの強いヤツというのは大枚叩いてゲーセンでやり込める金持ちだったわけですが(金持ってるだけではダメだけど)それから後の格闘ブーム時代ってストIIの強いヤツが新作台を占領して、連勝しながら上手くなる。負けた方は立って順番が来るのを待っている間に勝っているヤツは場数を踏んで行くと言う、勝ち組と負け組の差がどんどん開く仕組みでした。


これに対抗するのがネオジオでレンタルビデオ店でのゲーセンゲームのレンタルという名目で打ち出されたゲーム機なんだけど、マニアには買っちゃう人も結構いて、家で練習してときどきゲーセンに腕試しに行くと言う層もいたわけです。


この時代の俺はコンピュータ戦や初心者狩りをするより上手いヤツを見つけて対戦しないと強くなれないという考えを持っていました。「もっと強いヤツと戦いたい」みたいなさ。結城晶のセリフですね、はい。


しかしストリートファイターZERO3以降の勝ち組というのはプレステで練習して、ゲーセン稼働初期の勝ち組が飽きてやめるまで続けたヤツらなんですよ。勝ち組は勝てるから少ない小遣いでも回るからやれているわけで、負けが込むと離脱する。そうして対戦が下火になるとゲーセンの収益が悪くなって台が新台に入れ替わったりするんだけど、プレステでZERO3やってる層はとにかく家で練習して、ネットでZERO3を置いているゲーセンの情報をキャッチして、古くてもZERO3が置いてある店で落ち合って遊び始めたんですよ。


これがゲーセンが新台を置けば儲かる時代から、ゲーマーに人気のゲームにアンテナを立てて大会などのイベントを打つゲーセンが客を呼ぶ時代への転換期です。


ここでギルティギアの新作がゲーセンゲームとして稼働を始めるというのは時代に逆行しているようで、しかしゲーセンの収益は昔の方が良かったので、時代を巻き戻そうとする向きに見えるんですよね。そういう意味で今後の動向は気になりますが、遊ぶ側としては対戦格闘はもういいですわ。



カルドセプト25戦21勝。まだそんなに負けてるわけではないけれど、前作からの積み重ねで勝つのが当然みたいに思っていると負けてグロる。4人で勝率が均等だと25戦だと7勝くらいが平均値なわけで、勝率8割はどちらかというと勝ち過ぎなのだけど、後ろの方のコンピューターは強いなあ。マップや相手に合わせてきっちり対策したブックを組まないと厳しい。


まあ、何を語るにもまだ25戦。1戦に約1時間かかるから、約25時間。MH4の半分のやり込み度だ(大雑把だ!)ストリートファイターが1戦3分で終わる事を考えると500試合相当(ウソみたいだが数字は本当)なかなかよく遊んでいるじゃないか。


俺がマジックギャザリングを始めたキッカケは格闘ゲーム仲間の一人が格闘ゲームで差が付きすぎるので俺のやったことのないカードゲームの土俵で遊ぼうと誘われ、ルールも知らない所から負け役として参加したが、そのグループは大会優勝が当たり前という強力布陣だったので、その虎の穴でカードゲームをおぼえた俺が地元の連れに布教したら結局そのグループでは一人勝ちになってしまった。俺は大阪や京都に足を伸ばしてゲームをしていたので、何に付けても大阪日本橋のゲームショップに入った新しいゲームはカードゲーム仲間でやりこんで地元に布教するという伝道師のような役割を持っていたが、地元の連れは俺が次々と持ってくるものについて来れずに愛想を尽かされた。


そのマジックを始めた頃からすると15年経って、格闘ゲーム以外の色々のゲームジャンルで切磋琢磨してきた。だから新しいゲームの中にもどこか今まで遊んだゲームのノウハウで通じる部分があって勝ち組になってしまった。その陰で誰でも負け役は嫌なものだから、遊ぶグループがだんだんと変わるという事も経験している。



ところでカルドセプトの「スパルトイ」というこのカードを俺はとても強いカードだと思っている。このゲームは一巡に一回しか領地を取るチャンスが無いのに、スパルトイを使うと一巡で二回領地を取れる。しかも40Gと安い。


しかし、このカードが強いと言うと「ドラゴンを置くなら強いって分かるけどスケルトンじゃん」という意見もあるのは分かる。そのうえ「スケルトンが強いと言ってゲームのルールを知らないヤツを騙そうとしている」という誤解まで受ける事がある。まあだから、俺は使うが布教までするのはやり過ぎだと思う事にする。少なくとも俺はこのカードも使っている。もちろんドラゴンも使っている。忍者も使っている。


忍者も好きだから使っていて、ファイターと比べるとカードの効果は忍者の方が上だが運用コストを考えるとファイターと一長一短だが、厳密には二長一短くらいで忍者が上かもしれない。それでもブックによっては俺はファイターを使う。でも、この忍者やめてファイターにした方が軽くなって強くなるんじゃ、というようなアドバイスは善意でしても「騙している」と思われることがあると知り、俺は助言をやめて完全な一人勝ちになってしまった。


アドバイスを謙虚に聞いてくれる中には有名プレイヤーの仲間入りをした後輩もいるんだけど、算数すら怪しい子供にドラゴンよりスケルトンが効果的な場面がある事を教えるのは、やはり無理があるのだろう。


勝ったら偉いというものでもないが、勝負にどういうところで差がつくか理解出来ない人に対する軽蔑の念が俺にあって、それを察知して人が離れるのかもしれない。


マジックギャザリングの初代チャンピオンは老けたマジシャンだった。一度マジック仲間にして親友のO君と彼の家を尋ねる冒険に出た事があるが、孤独な雰囲気の彼は僕たちを暖かく迎え入れてくれたが、ゲームでは一度も勝たしてもらえなかった。


そろそろ、自分も今後の振り方を考えないと、ひとつの未来図はもう予見してるんじゃないかとも思う。


「スケルトンを上手く使うなんて、マジシャンぽくなったやん」冗談めかしてO君が笑う姿が浮かぶ。