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挿絵「道原かつみ」


銀河英雄伝説の挿絵を描いた道原かつみは漫画家になってマンガはアニメになった。この小説は全巻合わせてヤフオクで1000円でも買い手が付かないが(新品定価なら8000円相当)マンガなら値段が付くしアニメやゲームならさらに高値で売買されているようだ。


俺が中学生くらいの頃は「マンガなんて読まないで本を読みなさい」というような大人が多かったが、結局はマンガのほうが値が付くしゲームならもっと付く。商品価値の高い方のものを子供は自然なセンスで選んでいるのだ。小説も大半は表紙で選ぶ。だから表紙絵が人気なのが分かるとその絵でマンガやアニメとして成立する。


小説の中身に触れると主人公ラインハルトは姉のアンネローゼが皇帝と結婚したせいで15歳で宇宙艦隊の司令官になるが、その時点で今読むと「オイオイオイ」となってしまう。これ以上書くと田中芳樹せんせいにグーで殴られるのでやめておく。


それで古本屋に持って行ったら古本屋のシャッターが降りていて「遅かったか!」となった。本なんて置いておくと値打ちが出る反対に全国のブックオフまで潰れて誰も買い手が付かない未来を想像してしまう。少なくとも俺の住む町の古本屋は全滅だ。「アマゾンの古本販売に登録するのが得策と愚考します」「まさに愚考だな。今すぐブックオフの出張買い取りだ!」「そんな!それでは二束三文ですぞ!」


あんまり台詞とか覚えてないんだけど、キルヒアイスの運命が話題になったよね。どちらかというと「アニメで見た」って人より「小説で読んだ」って人のほうが話が合いそうなんだけど、ようするにそれは古い人間に育てられた人の寄り合いなんだよね。