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ファイアーエムブレムだった


ファミコンファイアーエムブレム面白かったな。ファミコンはそのスペックから制作者のやりたいことと出来る事がかけ離れていて、こじんまりとまとまったゲームのほうが良作に見えたのだけれど、ドラクエファイアーエムブレムって20年以上経ってるのに遊んだ感想ってそんなに変わらない。


3DSのFE出たときも「やりたいけど時間ねえし」思ってスルーしたんだけど暇ができたので意を決して買うと「やっぱ面白い!このゲーム当たりだ!」思ったよ。映像も格段に良くなってるしシナリオも文字数増えてどんどん読める。


それで2日で5章クリアまで進めて総プレイ時間2時間強。飽きた。ゲームが悪いわけでない。俺が飽きたのだ。理由は簡単。フレデリクの使い過ぎ。


ファミコン版のはジェイガンと言う老騎士が最初に「ぎんのやり」を持っていて、その耐用回数が残っている間はべらぼうに強い。しかし老人のため成長率が低く設定されていて、敵を倒してもレベルを挙げても力も素早さも何も伸びない。対して若い騎士のカインとアベルは初めは普通のザコ敵にも手こずるが、敵を倒す度にどんどん成長する。


そのため、ゲーム序盤からジェイガンを敢えて使わずにアベルとカインでトドメを刺すように気を使って、アベルとカインが成長したらソシアルナイトからパラディンにクラスアップさせてジェイガンの「ぎんのやり」を渡すように長期戦略で行くと後半がラクになる。俺は当時そうしないとクリア出来なかった。強いユニットを育てて戦略性の甘さを克服したのだ。まさにシミュレーションRPGRPG部分にスポットライトを当てた戦い方。


そういう遊び方以外にもジェイガンをどんどん活躍させてクリアする人もいるらしいと後から知った。そういう人はユニットの運用などシミュレーション要素に長けているんだと考えている。砦をうまく使い、敵のアルゴリズムを見抜き、的確に各個撃破していけばジェイガンの最初の強さのままでも終盤まで通用する。どちらかというと、そういう「ゲームに長けた人」になりたいと思って生きて来た。そういう上手さに比べるとスーパーユニットを育てて力技でクリアすると言うのは子供っぽいと言うコンプレックスがあった。


また、ファミコンで遊んでいる子供が成長戦略を組み立てる事が出来たのは攻略本にパラメーター分析結果が公開されているからで、自分がゲームから得た洞察ではないのだ。それもまた知力と言う事も出来るが、そういう本に頼っておんぶ抱っこのクリアでは何かゲーマーとして足りない気もしていた。


それを踏まえて3DSファイアーエムブレム覚醒を遊んでいる。攻略本もWikiも読まないのはもちろん説明書すら読んでいない(ゲーム中に丁寧な説明は出る)それで最初に仲間にいるフレデリクはおそらくファミコンジェイガンの役だ。若く見えるので育つかも知れないし、ゲームバランスから考えて育たないかも知れない。誰が良く育つのか知らないでユニットの配備を決めると言うのは難しい。俺はそういう経験値が少ないのだ。女神転生のようなパラメーターを自分で振り分けるゲームは振り分けに失敗すると解けなくなってしまったりするのが怖い。やり直すのは苦痛だ。


しかし、それを自分の人生に照らし合わせると、人生には攻略本も事前情報も無いわけで、そういうものに頼ったゲーム攻略は自分の人生攻略レベルを下げている気がするんだ。


「フレデリクで倒せるんだから頼ったらいいやん」という普通の人の感覚でゲームを進めてみて、先行きがどうなるか楽しんでいる。5章が終わって銀の槍の耐用回数は12回くらいだ。もうすぐ使えなくなる。今時のゲームなので、どこかに救済措置はあるんだろうとも思ってしまう。敵が強いハードモードや倒されたユニットが物語から消えるクラシックなど、遊び応えのあるモードも色々ある中でノーマルカジュアルを選んではいるものの、まだ戦死者は出ていない。そして色々のユニットがそこそこ育っている。


今から思うとスーパーユニットを育てる行為はゲームバランスを壊すほど用心深い戦略で取り越し苦労だったのではないかと思う事もある。ファミコン版の続編ではもちろんマミーで魔戦士村人ループをやった。暇人の極みだ。


mixiで「ファイアーエムブレム覚醒やってます」言うと「面白いよね、私なんか育てまくって〜(以下略)」と育て自慢をしてくれるんだけど、俺は一騎当千というのは物語の中だけだと思っているタイプなので、戦国無双とかやるとあのゲームも暴れん坊将軍よろしくザコ敵って自分のキャラにほとんど切り込んで来ないから成り立つのであって、シミュレーションとジャンルは違えど攻撃力に三倍差がつくようなバランスのゲームって少し興醒め感あるのよな。


できれば、そこそこの強さのユニットで敵と並んで兵法で勝ちたいと考えてしまう。そして、そういうゲームとして遊ぶファイアーエムブレムを5章ぐらいで飽きてしまったという話。


結論づけると「俺はシミュレーションRPGではなく純粋戦略シミュレーションを遊ぶほうが良い」なんだけど、なかなかファイアーエムブレムくらいキャラに魅力のある純粋シミュレーションてのは無いのだわさ。