格闘ゲームの半分は腹いせ

俺が格闘ゲームにのめり込んだ原因は日々のストレスの腹いせに誰でも良いから取っ捕まえてボコボコにするという分かりやすい動機があったと思うんだ。それって、確かにストレス解消にはなるけど対症療法なので、ムカついたらぶん殴る。でも原因は解決していないからまたムカつく。そしてまたぶん殴るという循環になってんよね。そのうちにゲームで勝つ事が自己目的化して全国大会とか日常より大きな目標と言うか大義名分が必要になるんだけど、殴って片付けても解決にならない問題はまだまだ世の中にいっぱいあるんですよ。


沖縄慰霊の日で小学生が「みんなやさしくなれば戦争がなくなる」という旨の作文を読んでいて、それは違うだろって。戦争は喧嘩の延長ではなく資源や食料の奪い合いの前兆なんですよ。実際に無くなる前に「そろそろ取り合わないとマズいな」というタイミングで奪い合いは始まるから、のほほんとしてると何で戦ってるかも分からない。でもまあ、十字軍の戦争みたいなのもあるから一概に言えるものでもないのだけど。テロだって報復だしね。


あとね、俺も格闘ゲームに入れあげてた時期は全国大会とか目標にしてたけど、ストリートファイターIV3DS版を買ってネット対戦をお腹いっぱい遊んだんですよ。だからそれ以上やりたいと思わなくて、今やってる大会の実況を見るとですね、かつてのスタープレーヤーのようなキャラでなくて、背格好や服装に目立った特徴の無い若者がいっぱい集まってゲームしてて、そんでその中で優勝する人は強いんだろうなと。毎回の大会で優勝者が変わるので運もあるだろうけど、その中でいつもベスト8まで食い込んでるなら実力なんでしょう。


「何故サッカーではなく格闘ゲームの大会を見ているんだ!」と言われたら、やっぱ好きなんでしょう。好きだけど種目はもう変わっちゃったんだよな。そして勝っているのがリーチの長い大型キャラでなく、手数の多い小型キャラで、やっぱ格闘技のショーパフォーマンスとしてジャイアントキリングは基本だなと。格闘ゲームのブームが忘れられないオッサンの寄り合いでなく、若い人が何故格闘ゲームに興味を持ったのかのほうが気になるポイントですよ。そうすると新しいタイトルのほうが観戦して面白味があります。以上。

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