飛車先の歩を突く


先手が飛車先の歩を突くという手は初歩的ながら厳しくて、角を守る定跡のひとつに▽3二金がある。これをやらないと▲2四歩、▽同歩、▲同飛車とされて▽2三歩打で追い払えそうだが、▽3二金が無いと▲同飛成と龍を作ってようやく▽3二金、▲2六龍と逃げられてしまう。


この辺は将棋を始めたら誰でもすぐに研究しそうな手ではあるけれど、俺の場合は対戦相手の同級生がスネて遊んでくれなくなり、ファミコン森田将棋はあるけれど、飛車先の歩を突いて成功した時の戦型変化をあまり知らなかった。ファミコンだと▽3二金で封じられるが、もしして来なかったら勝てるはずなのに、それが分からない。


この辺は俺はネット対戦で二日徹夜して100局指して、色々の変化を学んだ。飛車の攻めが成功して成り込んでも、飛車の横の効きだけを軸に横から攻めようとせず、一旦飛車を引いて相手の右陣が空いた状態で普通に矢倉に組むというようなことをすると、駒特が生きてくる。堅い将棋だ。


そのへんの感覚を何とかコンピュータに入れたいけれど、どうプログラムするべきか戦法を言葉にはできてもコンピュータに理解出来る形にするのはさらに難しい。