好きな歌手がいれば無理してクラシックを聴かなくて良い

これは完全に持論ですけど、音楽家のプロフィールに「幼少の頃からクラシックを嗜み〜」と書いてあったとして、読んだ人が既に幼少期を過ぎていても諦める事は無いということなんです。楽器を始めるのに早いに越した事はないけど。


クラシックとひとくくりにすること自体もすごく曖昧で、通販のクラシックレコードセット100枚10万円みたいのを全部聴くとかたぶん間違ってると思う。KinKi Kidsがデビューしたとき「ガラスの少年」を作曲したのは山下達郎で、あれはポップスですけど音楽としてはクラシックのように調を合わせてまとめられている。セカイノオワリとかでも良いじゃなですか。アレはどんな音楽なのか良く知らないですけど。みんな聴いてるわけだし。ドナルド君みたいな冠物は理解出来ないとしても。


クラシックといって何から入ったら良いか分からないなら俺のおすすめはモーツァルトで、これは読書で得た知識から「モノを比べる尺度を持つためには世界で最高とされているものを体験してみてそこからの距離感で測ると間違いない、音楽ならモーツァルトだ」というような節だったんですけど、これを覚えていて試しにアイネ・クライネ・ナハトムジークを980円で買って聴いてみたらすごく良かったのを覚えています。28歳の頃ですね。アインはドイツ語でイチバンという意味なので、想像するにアイネと付くからには一番なんだろうと思っていたんですが、いまググるとアイネは「小さな」らしいですね。小さいから1なのかも。


それはそれとして、クラシックの最高峰を聴くとそれぞれの楽器の調和がとれていて聴いていて心地よいです。たまたま買ったレコードの楽団も良かったんだと思います。クラシックも同じ曲でも楽団が違うと聞き心地が変わるので、安易にクラシックだからとレコード店で何か手に取るとクラシックはレコードの回転率が悪く入荷が少ないのでダメなクラシックに触れてしまう可能性もまたあるわけです。高校の頃にクラシックをと思って何の考えも無く手に取ったのは奇しくもモーツァルト魔笛と言う舞台音楽です。あれは失敗だったなと。


そんなの聴くくらいなら流行歌でも聴いて友達が出来たらそのほうがよっぽどいいんじゃないかなと。これは完全に持論なので専門家から反論はあるかもしれませんが、堂々と好きな事やってりゃ、それが真剣に夢中になれるなら、それでいいんだと考えています。