デッキの思想

正月、成人式、誕生日と続くめでたいムードが震災報道で吹き飛ぶ。


カルドセプトのブックとマジックギャザリングのデッキは近い。俺は何度も試して確率的に上手く行きやすい所を探そうとするけど、一人で試せる分量には限度がある。デッキに得意技があるとして、その状況に持ち込めば強いカードをわんさか入れる人は多いが、そうするとハマれば強く引かないと負けるデッキになりやすい。そこを俺は得意技に持ち込むまでの確率を上げて、得意技にハマれば相手のライフが丁度ゼロになる程度に組むのだけれど、まあベスト8止まり。


そのへん、先輩Tさんに言わせると「引かないとき運が悪かったのは仕方ない。それよかハマった時に勝ちを逃がしてしまう方が勿体ない。多少のオーバーキルを感じてもハマった後の運の悪さも飲み込めるデッキが良い。やっぱ君の組むデッキは勝ちが細くてプレイするのが難しいよ」だそうだ。


フェールセーフやミニマックスなどの理論で考えてしまうけど、結局は勝負は時の運。弱い戦略でも運を掴んで勝つ人もいるのよな。大会が1万回くらいあったら確率は有効かも知れんけど、年1回で8試合とかだと、やっぱ確率度外視の神話が生まれる。ゲームはゲームで大会は祭り。ちょっと俺は計算にのめり込み過ぎかもしらんな。


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