確率のおさらい

確率の話をしてサイコロをふたつ振ったら7になる確率が高いと言った時に必ず「サイコロの力加減とかで操作出来る」という人がいるんですが、確率というのは箱の中にサイコロを入れて何度も振ったとして「もし分らなくなるまで振ったとすると効果の出るもの」なんですよ。分れば当たる。それはそれで正論なんですけど、もし分らない時が来たら多い方に賭けるという場面では有効なんです。


そこんとこ、場合が分らないということが分ったときというパラドクスなのかもしれませんね。どこまでも分ると信じている人は自分の考えたように打てば良いんですよ。そんなに何もかも分っていたら数学も国語も英語ももう勉強しなくて良いと思います。


ところで、昨日のブログに返事をいくつか頂きました。要約すると「僕もストリートファイターが好きです。数学で計算されてキャラ差が割り出されたと聞きました。でも、たとえ1:99でも勝てるということがあるのなら、いくらでも挑戦したいです」これは大変力強い意見だと思います。俺も近頃では不利な戦いは避けたいと考えていますが、大会優勝というのは少しでも勝てる見込みがあるならと挑戦し続けた結果ですから、宝くじに当たってからそのお金で大学に行って確率を勉強して「みんなは買わない方が良いよ」と説得しているようなものですね。あなたの昇竜拳が当たりますように。


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