ファイナルファンタジーVIIってどんな話なの?

素朴に聞いた人にゲームを言葉で語るにはそれなりに言葉や物事と、相手が何を知っているか何を知らないか分からないといけない。

FF7は近未来SF調で企業国家「神羅」が機械化した世界と、その機械の下敷きになったスラムに分断された世界の中、スラムから成り上がってひとたび神羅のソルジャーになったものの、幼馴染の住むスラムの反抗組織アバランチに肩入れする「クラウド」が主人公の物語。クラウドは傭兵として法外な報酬をアバランチのリーダーに求めるが、実力は見込まれていて、神羅のエネルギー源である魔晄炉を破壊する作戦に加わる。

これで物語の冒頭は大丈夫だろうか。

FF6は剣と魔法のファンタジーだったFF1からFF5と違って蒸気機関のような機械文明と、その世界の住人にとっては不可解な魔法。魔法の力を蒸気機関で実現するために魔力の源である幻獣を捕えて機械で研究する組織から逃げ出した少女ティナをトレジャーハンターのロックが救うところから物語は始まる。

FF6FF7のふたつの物語の独特の世界観からすると最近のFFはな。魔法に対しても機械に対しても既に当たり前にあるものとして扱われている感じだから、物足りなく感じる人がいるのも分かるというもの。


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