イマジン・ゼライズ・ノーヘヴン

ジョンレノンのイマジンが好きだったことがある。

天国なんて無いって想像してごらん。

地獄なんて無くなるさ。

という歌い出しであるが、もし死後に天国がないとすると血みどろの争いの生き地獄である戦国時代のようになるかもしれないんじゃん。悪いことをしたら地獄に落ちて良いことを続けたら天国に行けると信じている人たちが治安を守る一助になっているんだよ。それを徳治と呼ぶ。

国境が無いって想像してごらん。

北朝鮮から難民がどんどん韓国に流入して大変なことになるよ。

ジョンレノンが歌ったのはきれいごと。人気のために狙ったとしたら文化的植民地支配の足掛けだけど、本人がそう思って歌っていたならイマジンなのに想像力が足りない。

歌詞に不安があるのでネット検索したら「30年かかってもジョンレノンの理想は実現しない」と嘆いている人がいたけど、キリスト教がローマの国教になって1600年くらいは続いて奈良で仏教が1300年くらい信じられていることを考えたら、天国も地獄もなくて国境も持ち物も何もないけどそれで人間社会が回っていくレノン教が出来るには気の遠くなる歳月がかかるだろう。多分子供の頃にビートルズを見た人が爺さんになって死んだら歌を聞く人も自然に減る。

でも、今はネットがあって識字率も高い時代だから、ジョンレノンの理想を出発点として本当に合理的な仕組みが生まれるなら、それが普及していく可能性も無いとはいえない。ただ「天国がないと想像してごらん」というのはキリスト教徒の視点で描かれた歌詞なんだけど日本の仏教にもたまたま浄土の概念があるから通じた話であって、ものごとを起こりのほうから考えていって新しいものを目指すのではなく、冷蔵庫が家に来たから電気代がかかるようになって「冷蔵庫を無くしたら電気代がかからなくなって生活が楽になるよ」と教えられても普通の人は「こいつ何いってんのはあ?」ってなるように、それがあるから不和が起こっているように見えるものでも取り払うともっと厄介になるからそれが生まれたってことだと俺は考えてる。

ユメイセイアイムアドリーマー

例えば創価学会の人だってしつこい勧誘をするのは何故かと問い詰めると「折伏すると功徳が出る」って信じてんの。でも、たしか「南妙法蓮華経って唱えればなんでも叶う」って教えてたよね。それなのに勧誘しないと功徳出ないってその時点で矛盾に気付けよと思うんだけど、それで「勧誘が進んで世界中が創価学会になったらマルチ商法みたいに最後に勧誘を受けた人には功徳出ないんじゃないの」って言ったら「それが私達の理想郷なんですよ」とか言うの。じゃあ誰も畑仕事も何もしないで70億の仏壇が出来てみんなで拝みだしたらどうすんのよ。何が叶うのよ。

でもね、創価学会の友達のお母さんが亡くなった時に葬式に行ったらみんなで遺影の前で南妙法蓮華経を唱えてるの。それを見て「なんでも叶うなら死んだ人が生き返るとでも言うのか」と小さくつぶやいたけど、小学生が足し算と九九を覚える前にXYZの代数学を教えるのって多分無理があるんだろうなって考えてる。あるいは十進数を覚える前に2進数を教えたほうが小学生スーパープログラマーが生まれるかも知れんのだけど、生まれて小学校行って2進数習う前に身の回りにある10進の数字の意味がわからなかったら生活出来ないかも知れないわけで、正しい教えなんてものがもし世の中にあっても、世の中の人が信じていることと新しい教えをどこかですり合わせないと一足飛びに教科書から何から変えて勉強したことと違っている人は1年生からやり直しってわけにもいかないと思うんだ。

これは俺がジョンレノンをディスりたいって出発点ではなくて、歌を聴いて素敵だなと思ったからそうありたいと思って行きてきた結果、それはどんな経過を経ることで実現するのか考えて出てきたイマジンなんだ。

ユメイセイアイムアドリーマー

バッライムノッジオンリワン

アイホープサムデイユーウィルジョイナス

アンザワーウィルリブアズワン

世界がひとつになるどころか孤独死しそうになったこともあるけどね。