コンピュータが将棋の神様に近づいて将棋が益々分からなくなる

もうコンピュータ将棋は最新記事を読むだけで自分で実験はしていないのですが、感想としてはイマドキのハイスペックマシンでもまだ完全解析どころか正しいと思える勝ち筋すら見えないのかと。

詰将棋はどんな長手数でも読み切るコンピュータなので、研究が進む前の段階では将棋というのは対局においても長手数の詰将棋と同じで先手が有利とされているならやがて先手必勝の詰将棋になると考えられていたんですよ。

んで、棋譜の読めない人にはちょっと辛いかもだけど、たとえば▲2六歩、▽3四歩、▲7六歩と三手進めるのと▲7六歩、▽3四歩、▲2六歩と三手進めるのでは手順としては違うけど同じ局面に行き着くわけで、先手が勝つにしてもその勝ちに至る道筋は細い1本ではなく、いくらかの手の広がりがあって、まだまだコンピュータ同士で先手が有利ではあるものの必勝までは極まらない。想像以上に奥深いんだなと。

そこがコンピュータがプロより強くなっても安心できるところというか、将棋が完全解析されたとしても「こうすれば勝てる」と簡単に答えの盗まれるゲームでなく、コンピュータを用いて学習した人間同士でもやっぱり白熱した戦いの出来る奥深さがあるんだなと頭の片隅にそれを置いて、人間同士の将棋をときどき楽しんでいます。