今の世の中7割位の人は「恵まれている」なんだよな

「ゲーム専門学校とか行かせてもらえるの羨ましい」とは言わないものの、そういう含みの話を聞いて、俺も確かに行く前は憧れてたけど入ってみると「これはヤバイ」と思ったもんですよ。どうヤバイかって授業のレベルが低い。けど、そういう風に学校を卒業するための縛りがゆるい2年間を過ごしたおかげで学生という身分で自分のやりたいことを自分で勉強する時間が与えられたのはとても良かったとは思う。

多くの人にとって大学がそういう時間なんだよな。単位さえ取ればサボれる日もあって、図書館とか通って自分のしたいことを見つけられるというか。部活やサークル頑張る人もいるだろうし。

ゲーム専門学校つうか厳密にはコンピュータ専門学校でゲーム系は客寄せで内容が薄く、代わりに事務系は大学からバイト代わりに教えに来ている人がいて結構内容が良くてそっち習って仕事面ではそっちのほうが役立ったかな。

自分と違う環境は良い面だけが見えて隣の芝は青いと言うけど、専門学校まで行く歳になって初めてパソコンを持った俺としては中学くらいでパソコンを買ってもらえた人が羨ましくて、ウインドウズ95という不良品でなくBASICとか使えるマシンでマイコンBASICマガジンとか月刊ASCIIとかを刊行時に読めたってほうが羨ましい。

専門学校入って授業のレベル低いなと思って職員室で先生の読んでる本を見てやろうとすると週刊アスキーで、月刊の頃のASCIIは結構ディープなイメージだけど週刊化されてから広告メインで内容が薄くなり、プログラムの情報もベーマガ的な本がなくてゲームの組み方が最初は全くわからなかった。C言語の入門書とCマガジンを読んでバイト代でマイクロソフトVC++を買って、結局学生の間には絵を描いてモデリングして映像作品として卒業制作を終えて、ゲームは作れなかった。

授業はDOSC言語を少しやらせてから、VisualBasicで蝶々の絵をピクチャーボックスで左から右に動かして「ゲームってこんなもんでしょ?」みたいに先生がしたり顔で言うので「お前は一度ゲーセンに行ってバトルガレッガとヴァンパイアを遊んできてみろ!」と思ったものでした。

そんで、そういう話をすると「ベーマガ当時は自分で勉強する環境があった」なんていうとその歳で勉強しなかった年上の人がスネますよと言われるのだけど敢えて言う。ゲーム専門学校なんて恵まれていると言うけど今の世の中社会の7割の人は恵まれていて、恵まれているというのは一部の人を指す言葉ではなく多数派だと。

というか、反対にゲーム専門学校とか行く子はゲームクリエイターとか大変だって学生の間に気付いて進路変更できるから、そういう意味で恵まれているって言うなら分かるけど、最初の意味で恵まれているって言うなら、それはそうでもないんじゃない?

俺の言った学校は安物学校だったので、学生時分にも「こんな学校通っても無駄だもっと良い学校にするんだった」って嘆いてた人もいたなぁ。