クラック界のハローワールド「バイナリ比較」を試みたんですね。
しかし524KBという膨大なセーブ容量を前に目的のデータが見つからないまま夜が明けたのです。眠い。少しは寝たけど。バイナリって時点で暗号だと勘違いする人もいるかもだけど、保存する時にアドレスをバラバラにする暗号化が入っている様子。
ほんの少しだけゲームを進めて差分を取ってもセーブデータが全然別物になるんよね。
やってみて分かったことはバイナリ万能とやる前からナメていた俺は「にわか」でした。ほんまリバースエンジニアリングってやつは骨が折れる割に積み立てるものが無い。解けたらそれまでの苦労が全て一気に報われるけど、解けなかった時にそれまでにした作業には生産性が無かったことになるのが辛いよな。
それならルールとしてどこそこの数字が高いのが勝ちだとしても、偉いのが得ってもんでもないだろう。ゲームを遊んだほうが絵が動いて音楽が鳴って普通に楽しめるわけで、遊ぶのが得とも捉えられる。
改造を試みる前には今のこの価値観には辿り着かなかったわけで、失敗は生産性がないと言ったが試み自体は有意義だった。「農作業体験で都会の良さを知る」みたいな。