メトロノームが必要なのかも

ギターは完全に独学で「独学です」つって上手かったらカッコ良すぎるんだけど、独学で下手なまま続けているとユーチューバーのギタリストさんとかが「あー、俺いま丁度このへんでつまづいてるわ」ってところを教える感じで弾いてくれることがある。

まあ、気のせいレベルなんだけどさ。

そうすると独学というよりは日蓮の教えである「我以外皆我師也」だよな。

俺のギターの何が下手って、そろそろメトロノームをセットしてリズムやテンポを一定に保って機械みたく弾く練習が必要になってきてる。ナルシストはジャズにハマるのが定番らしくて、良いと思って聞いてるとズレてようが狂っていようが良く聞こえるのが音楽の怖いとこなんだけど、子供の頃にウォークマンで音楽聞いてて、テレビで大物歌手がなんかアレンジして歌うと「ああ、そこはちゃんとレコードとおんなじやつが聴きたかった」ってなる感覚。

やはり、音楽にも定位置みたいのがあって、万人に受けるのはジャズみたいのでなく機械みたいな演奏なのかもな。まあ、「万人て何やねん」とかジャズ好きな人がいることを考えたらジャズじゃないなら万人受けとは言えないじゃんって思うかもだけど、そこは南妙法蓮華経を唱えたら何でも叶うから勤行が足りない。

いや、指摘されなくても指が付いて行ってないからリズムが狂う時と、歌詞が一瞬飛んで歌の入りが狂う時とか、メトロノームが無いから狂ってるわけでもなくて、狂ってる自覚があるまま「こんくらいなら素人レベルで許されるかな」みたいな甘えのある演奏なのは分かってるけど、そうじゃなくて自分でちゃんと弾けていると思っているレベルの演奏がプロ目線だとやっぱメトロノームで練習した人から見て狂ってんのかな?という不安もちょっとあって。

ギター覚えたての頃はとにかく早くかき鳴らして歌いたいって思って、それからコード覚えて次に何覚えようってなった時に上手くなるために何をすれば良いのかさっぱりわからないというか、覚えるまでは楽しかった練習が課題曲に難しいのを選ぶと一体いつになったら出来るんだ?俺って才能ない、こんなん毎日やるの無理、やっぱ30歳過ぎてからじゃ無理とか本当に色々とやらない理由を作ったんですけど。

最近はただ毎日同じ曲を1日1回弾き語ってみて、一向に上手くならない部分だけ切り取って集中練習するけどやっぱ上手くならなくて、それでも自分で聴き比べて昔のビデオと比べると「ただの無茶苦茶」だったのが「やっぱり下手」になって、いま無茶苦茶だから上手い人目線では聞くに耐えないけど色々鳴ってるから何もわからない人からはなにかすごいこと弾いてそうみたいな時期を超えて、ただ丁寧にやってるけど下手って段階になって、そこに昔のめちゃくちゃに在って今の丁寧に無いものって何だろうと考えた時に、スリーフィンガーとかコードバッキングじゃなくて編曲で後からレコードに足された装飾音をギター1本でやろうとしてたなーと思って、もう一度それを入れてみると新しい奏法になりつつある。下手くそでも夢は大きい方がいい。

メトロノームはね、俺にはまだ必要のないものだ。