先に試合の成り行きを想像しておく

 まあ、昨日書いたんですけどゲームをするにあたって試合の始めから終わりまでを通して「こうなれば勝てる」というストーリを持っているかって案外大事です。

俺も19の頃はガチゲーマーで人生のステータスはゲーム全振り路線だったのですが親に泣かれて学校行ったり就職してみると給料でゲーム機が好き放題買えて案外楽しかったりと色々なゲーム以外の横道を経験しつつも25歳でアメリカ遠征の日本代表なったとき、空港から出発するまえに通訳の人が「東京で代表者名読み上げる時に『ミヤザワキョウスケ』って言ってもみんなハテナって顔したけど、『春麗レミーのカーメン』って言ったら何人かは『ああーっ』てなってましたよー」って言ってくれるレベルの知名度で当然アメリカ行くと現地の人は誰も知らないわけで、そんな人がポンと勝ったら「あいつ誰やねん」と「なんで新宿モアとか梅田モンテとかで毎日やってる人間にサラリーマンしながら金土しかゲームやってませんみたいなコメントするやつが勝つねん」ってなったんですよ。

それで日本に帰ってから、思い出せばずいぶんいじめられたもんですよ。雑誌に乗ったおかげでゲーセンやってて雑誌読んでる店員さん系ゲーマーが「あの人ですよー」みたいに言ってくれて白黒欄に小さく載っただけでローカル有名人にはなったものの、ただゲーマーの中でスポンサードでもないのにサラリーマンしてたせいで遠征交通費を自分で払えただけのホビーゲーマーが雑誌に乗ったとなると、日本で毎日ゲーセンでやってるガチゲーマーが嫉妬しないはずもなく「ミヤザワ君ちょっと相手してよー!」などと軽く言いながらストIIXをDJでガンしゃがみとか、普段はサブキャラでほぐしてくれていた人々がみんな有利キャラで潰しに来るわけですからね、そりゃ負けます。

そんでも「どうして普段やってないのに強い(勝った)んですか?」というのに、思い上がりもあって「みんなドラクエみたいに対戦したら経験値が入ってレベルが上がるって勘違いしてるみたいだけど、充分に考えてみれば簡単なゲームで闇雲に対戦を重ねるという取り組み方が間違っているんです」みたいなこと言って大炎上したんですよ。

今でもまあ、そういう風に考えている部分はあるんですけど、もうちょっと配慮に長けた言い方はなかったかと。「ラッキーでした」と言えば済むところを「格闘ゲーム運ゲーですから」みたいにね、憎まれ口を叩いちゃったんですよ。

そういうわけで、今更ですが勝利者インタビューなどされてもいないのにブログで言いたいことを言わせてもらうと「ゲームを実際に遊ぶことやコンボなどの決まった手順を繰り返して手に馴染ませること以外に、ゲームをする前に先に試合の成り行きを想像しておくってことも大切じゃないかな」って、この言い方なら反感はそんなに買わないんじゃないかなって。

勝つまでの試合の筋道というか、将棋で言うと3手読みくらいで良いんですよ。「ジャンプして飛び込んで相手が喰らえばコンボを入れて勝てる」という想像をしていて、飛び込む人って案外多いんですよ。確かにそれでも勝てることもあるのかもだけど「全く波動拳を打たないでずっと待たれたら飛び込むだけでは勝てない。だからスーパー頭突きで体力を少し削って体力を先に減らしたら相手は削り返すために波動拳を打ってくるかもしれない。そこに飛び込んで勝とう」とかですね、決めたい技があるとして、相手にそうしてくれない時に、どうやったら波動拳を打つ必要が出てくるか。みたいなことを考えてみると良いかもしれません。何故か例えがエドモンド本田ですが。

今日も1回だけカプエス2のコンピュータ戦を遊んだ家ゲーマーのミヤザワからは以上です。