作詞作曲に憧れるより選曲と選歌と考えたほうが良いのかも

作るって考えると構えちゃうし何も出てこなかったりするもんだけどさ。

創作ってのは子供でもデタラメで良かったら出来るもんじゃないですか。それに対して良し悪しを比べるより、良いとされているものにたくさん触れて、その中から選ぶ程度で大体のことが回るくらい、世の中には既に作らてたものがたくさんあって満たされているとか、それを変える新しい才能が待たれていると言うか。その状態にデタラメでは太刀打ち出来ないのが普通で、才能なんてなくたって良いものを知っていてそれを選べればまだそれを知らない人を満たすに充分だと思うようになったんですよね。

それを踏まえて、楽器の演奏技術と選曲と選歌は別物で「何でも弾けます」って方に曲を選んで弾いてもらうって意味で心斎橋でiPod売ってた俺がセトリ作ってみたら案外ウケて多くの人は真似してiPodを買って俺本人が売れたとか受けたわけでは無いんだけど、そこは悲観しなくてもファミコン売ってた頃と比べたら随分と良くなってるわけで。

そんで今の目標は「カノンロックを自分で演奏する」なんだけど、「ボク弾けますよ」「ワタシ弾けますわよ」って人がいたら、ネットジャンキー的には古くてもまだまだウケるポテンシャルを秘めた楽曲なんじゃないかと。若い人の5年ぶりくらいの「懐かしい」とクラシックの名曲であることの伝統とどっちも知らない人を充分に惹き付ける「新しい」がちょうど合わさる感じになると思うんだ。


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