カードを買い足さないでマジックザギャザリングを遊びたい!

新大宮にマジックザギャザリングの店が出来たらしく、ウェブサイトを見てみてら週3回16時からという非常識な営業時間。
まあ、平日の昼間っからカードゲームで遊んでいる人がいる大阪日本橋秋葉原のほうが非常識な感じがしなくもないが。
家から店までの電車賃が260円で往復520円、大会の参加費が1000円で今日のルール「モダン」は過去10年分のカード使用が認められる。
モダンか。自分のデッキを見てみると、11枚のカードが使用禁止になる。店に行って、誰かとカードを交換するか、店でカードを11枚買い足すと参加できるわけだが、11枚入れ替えてデッキが同じ動きをするとも思えず、考え直す必要がある。ちょっと出るのは損かな。
では、いちばん良くあるルール「スタンダード」ではどうか。これは過去2年分のカード使用が認められるルールで、始めたすぐはこのルールが最も合理的な選択だと思えた。しかし、今からスタンダードをやるとなると土地以外の40枚位のカードを買い足さないと出られない。
ではレガシーならどうか。ルール「レガシー」は一部のゲームをぶっ壊す禁止カードリストに入っているカード以外、いままで発売された全てのセットのカード25年分が使える。このルールなら、全く買い足さずに参加できる。問題はそのルールで自分よりもずっと熱心にカードを集めている人はゲーム開始から2,3ターンで終わってしまうコンボデッキを使ってくることが予想されることだ。自分のデッキでは上手く回っても相手を倒すのに5,6ターンは必要だ。そうすると、自分が楽しめないまま相手のコンボを見て終わる結果になる。そのために参加費1000円払うのは少し馬鹿らしい。
それで俺がどうしたいかと言うと、俺はカードを買い足さないで、昔から買って集めているがゲームをあまりプレイしない人という層が潜在的にたくさんいる。それらの人にトーナメントマジックのような3ターンで終わるゲームでなく、20ターンでも30ターンでも付き合って遊べる環境を作って、遊んでもらい、箱の中で眠っているカードを再びテーブルに並べてみてほしいのだ。
この試みはマジックオンラインでは成功した。カジュアルプレイヤーで同盟クランを組んで、カードをトレードしてデュエルをする。そして勝つことだけを考えず、相手がどんなカードを使って戦略を組み立てているか見極めて、相手の戦略を補強するのに合致したカードを勧めて相手の持っている眠れるお宝と交換してもらう。
クーラー2台とトースターを持っているけどクーラー1台しか使っていない人に、クーラーを1台冷蔵庫と交換してもらってトースターとフライパンを交換してもらえれば互いの生活が良くなる、というような考え方なのだが、この時に障壁になるのが実売価格だ。フライパンとトースターならトースターのほうが高価だし、エアコンと冷蔵庫なら冷蔵庫のほうが高価だろう。しかし、損をしたくないと思うあまりに宝を持ち腐れてゲームに参加できないという人は多い。
マジックオンラインでこのトレードが成立した条件は、トーナメントなど参加費のかかる対戦ではなくいつでも無料で自分が対戦相手になるという勤労奉仕をしたからだと考えられるので、俺はマジックザギャザリングのゲーム普及のために喜んでタダ働きしたわけだ。
だから、電車賃や参加費を求められる状態では同じことは出来ない。自分の町で流行ってくれればもうちょっと上手くやれるのになと思う。これは20年前に流行りかけていたのに自分のせいで上手く行かなかったのではないかという反省でもある。
だが、いちばん悪いのは恐らく「キューピー堂」と「わんぱくこぞう」と「ジョーカー」のカードショップ3店舗だ。もともと、売買で儲けるために作られたカードではなく、テーブルに並べて遊ぶためのものなんだけど、互いのデッキに合うか合わないかで価値の変わるカードの交換が成立する前にショップ価格が明示されると、人は交換するよりも「売りたい」と思ってしまうようになったんよね。
2店舗が閉店して、クリーニング屋に変わったキューピー堂でも俺がカードで遊ぼうよと持ちかけても、店の人が「あのカード、いまごろ高く売れるくらい価値が出たんとちゃうか?」と勘ぐって1枚も出してくれない。そのケータイでネットで値段見ろって。お前の持ってるの20円でも売れないから。まあ、確かに中には高価で取引されるレアカードが眠っていることがあるのは否定しないけど。
そんで何だっけか。そうそう、俺がウルトラマンの怪獣を集めた時にも奈良のおもちゃ屋のおばあちゃんが「ひゃー、いまどきそんなもんに値打ちあんの?」とびっくりして売り物を隠してしまってその後閉店して模型屋だけ引っ越したんだよな。俺はそれより安く復刻版のキレイなの買ったから。380円だったよ。
そうは言っても、良い年したオッサンが人のものなんて欲しがったらそれが値打ちもんだと思われても仕方ないよね。これでも昔に画商から200万円くらい騙し取られた反省から美術品に関してはちょっとだけ目が効くようになったんだけど、目が効くってのはガラクタに値打ちがつけられるということでもあって、世の中では既に1円玉以下の価格になろうとしている紙の札に10円20円の値打ちを見出して人々がテーブルを囲んで楽しく遊んでいた時代を取り戻したいって思っているんですよ。
分かってくれる人、賛同してくれる人、協力してくれる人、いないわけではないけど互いに皆、遠方だからこの辺は俺が頑張らなくちゃ。まあ、俺は俺が持っているもんで満足っちゃ満足で、無料で遊び相手に成れってのがオッサンにとっては仕事が無いようで肩身が狭くて辛いって話なのかも知れないけどね。20円が60枚で1200円を繰って遊ぶってのがトランプと比べてもうベラ高いのは仕方なし。
1200円あったら安売りのDSソフトのほうが良いから売ってしまいたいって人も多いんだろうなってのも分かるんですけどね。そう考えると5円から10円くらいが適価かな。印刷とかにかかっている費用を考えたら2円くらいまで来たら原価割れかもしれんが。1円以下で作れるんかなぁ。俺の持ってる情報量じゃ印刷屋に複製頼んでも1枚2円はかかっちまうんだよ。2円60枚で120円。それなら遊ぶだろうか。
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コアセット2019デッキビルダーセットが土地100枚含むカード255枚定価3400円で定価で1枚14円からスタート。上がるや下がるや如何に。俺はタップインのデュアエルランドがコモンスロットに入っているこのセットは史上最高の安売りだと思ってんだけど、まだ高い。