ヲタMTGプレイヤーはリュックサックを持っている

ポケットに入るデッキひとつで色々のデュエリストと遊べるという幻想を抱いていた。それは正しいし、大会に出る時もエントリーできるデッキはひとつだけなので、ひとつのデッキを練り上げる行為はMTGの正しい攻略法に思える。
だが、デッキは絶対的な良し悪し以外に単色なら他の4色との兼ね合いで有利不利が付く。それでトーナメントで上位に入って雑誌に載る以外で家族がどんな風に俺のことを捉えるかと言うと噂話だけになる。ヤクザというのは噂話をコントロールするのに長けている。定職について大人しく娑婆で暮せば関わることのない人々であるが、キャバクラなどのテリトリーに誰かが入って自慢話でもしようものなら女にどんどんウソを吹き込んで自分たちのほうが偉いと思わせるのに必死だ。何も知らずに退屈だから繁華街で遊んでいるうちに、ヤクザに目をつけられて何が起こったかと言うと、自分の職業が悪い噂で貶められたり常連として顔が利く蕎麦屋にヤクザがいっぱい食べに来て俺のいない間に悪い噂を吹き込んだり、家の周りにコンビニのゴミがたくさん落ちていたり、家の近所でケータイで大声で話したり用事もないのに数人で溜まって大声でうるさくしたり、そんな感じ。
よくそんなに暇があるなと思うのだが、定職についていない人の暇さ加減ときたらサラリーマンの16倍はある。だからマジックザギャザリングなんかもうかうか始めると、先ずスパイによりデッキが調査されて、店に出入りするようになるとその店に偶然を装って最も相性の悪いデッキを持った相手が居合わせる。当然キツイ勝負になる。ゲームの全体像が見えていると不利を合わされているなと分かるのだが、ゲームを始めて間もない頃はこの作戦に随分と悩まされた。これなら勝てるだろうとデッキを考えるたび店に持っていって、とんでもなく不利な状況に立たされてまた持って帰って悩むの繰り返し。そんなに悩まずに自分で強いと思うデッキを持って大会に出ると審判が決めたトーナメントの相手と当たるので、8戦の内に1戦2戦ほど不利と当たって好成績ということは良くあるのだが、店というのはそうではなくヤクザの縄張りで勝っているところを見せられない。
それで、当時のことをよくよく思い出すと、それに対抗して勝つ人がどんなだったかというと露骨にヲタクでリュックを背負ってカバンいっぱいに色々のデッキと交代要員のカードを持っている。これは間違いなく上客であり、モテることもないのでヤクザからは面倒がられない。しまった、詰まるところはヤクザの思う壺だなとあらためて分かった。俺は勝ちたいだけでなく、噂話や写真映りも同時並行的に良くしていきたいと思っていたのでカッコつけのヤクザから嫌がられたんだろうな。
ポケットのデッキひとつでは軍用資材の不足であると共に、ショップに出向くというのが敵地侵略であるわけだから、俺は俺のホームページで自分のしたい話をする。ヤクザ、イクナイ!
女は噂話に騙されやすく、家族と言っても結婚したので姓はサカモトである姉がヤクザの噂話にまんまと騙されてどうしようもない。いや、どうにかしようとしてブログを書いているわけだが。別居の母親とかも随分会っていないが恐らくそうだ。同居で懇懇と話せば誤解は解けるかも知れないが、噂話を右から左に「ウチの弟」話を喜んでいるのは親族内で旦那である義兄さんより俺のほうが食卓などで偉いから、弟の醜聞は姉の養分であり、もう家族っていうか敵だと思ってしまうこともあるが、ここで仲違いしてしまうとヤクザの思う壺である。お姉ちゃん、やめてくれ!
パソコンゲーム蒼き狼と白き牝鹿では子供ユニットは裏切らないが他所に嫁いだ姉というのは敵になり得るのか?