インターネット時代の既得権益はプロバイダー使用料だったわけで

うちの親父が金魚電話ボックスで訴えられてテレビに出たと喜んでいて。

まあ、何とかいう芸術家先生は商店街から損害賠償を取ったらNTTに電話ボックスの著作利用料を払って金魚にエサをやったら反対に赤字になるんじゃないですかね?

音楽の専門学校で学生が既存の楽曲で練習したらその演奏から著作権を取るという利権問題が話題になりましたが、心斎橋の駅のそばとかでギターを弾いて歌っている野良ミュージシャンってまだいるんですかね?だいたい、いまどきみんなユーチューバーでしょ。そうするとユーチューブがAIで著作権管理をしていて、俺は2回くらい黄色信号を受け取ったわけですが、野良ミュージシャンが道路交通法とかで警察と仲が悪かったり、なかなかに売れないミュージシャンというのは肩が狭いようで。

それでもやるのって、1発売れたらデカいって夢見てるからだと思うんですよね。音楽が好きなだけなら広めに行かなくても室内楽で充分なわけで。

そんで、売れるとデカいなんてのはレコードの時代の話だと思うんですよね。カセットテープやコンパクトディスクもあったじゃねーかと言われるかもですが、CDの時代って既に有線やテレビに芸能事務所がガッチリ入り込んでメディアはレンタルでダビングされる。事務所に飼われないと1発当てても丸儲けとはいかないわけで。

もっというと俺は物書きを目指していたけど、出版物の印税とかも大手出版社の歩合で著者にはすごく不利で、大作家先生みたいのは古いし、まあギリギリ存命のかたはいるかもだけど、サラリーマンみたいな作家の方も多いのかなと思うんですよ。しかも書作権益だけでなく本というのは思想として後世に残ると思っていても、たぶん活字がそこまで残らないんじゃないかと。活版印刷の発明に伴った既得権益だったと。

ではネットの時代の既得権益は何かと言うと電話料金とかプロバイダー使用量という利用者負担金ですよね。電話会社とか電力会社が儲かる以上に利用者の側から儲ける側に這い上がった例というのは無いわけで。

そういうわけで既得権益で儲かっている企業というのは体質的に暇人ばっかりで、次にどういう仕組にすれば自分たちが働かないで儲かる環境を維持して新しい流行を仕掛けられるかばかり考えているので、グーグル社というのはある意味で最初は革命児だったわけですけど、20年も経ってみると右傾化して今では安い賃金で50億人くらいを無形の「クリエイティブな労働」ってやつに従事させているんですよね。

「電話ボックスに金魚を入れる」というアイデアに330万円もの価値を認めろと言われるとそれって俺のサラリーマン時代の年収と全く同じなわけで、俺がおつとめに出て貯めたお金、俺が引きこもって商店街が金魚電話ボックスで儲かったとオッサンが勘違いして上前をハネに来てるんじゃないかと勘ぐってしまいますよね。

相場から言うと3000円くらいの著作権利用料が良いところじゃないかと思うんですけどね・・・。俺でも2000記事以上のブログを書いて他所に特許回避の如く言い回しを変えた微妙なパクリを繰り返されてネットに自分の言説が溶け広がって、グーグルからもらってるお金なんて言うと金魚鉢に泡ぽこマシーン付けたら赤字ですよ?

まあ、公式には親父をはじめ組合の人が書面でやり取りするようなので個人見解ですが。商店街の爺さんも若者も不測の事態にただただ困惑していますよ。親父はテレビに出たとか新聞に乗ったとかはしゃいでますけど。