カルドセプトサーガに手を出してみた

DS版に満足行ったので、放置していたXBOX360のサーガをやり出した。

ムービーなどの演出やマップ上の怪物がポリゴンで描かれている代わりにテンポが悪くもっさい。音楽も面によっては好かない。だがカード種類はシリーズで最も多い。

カードゲームの攻略というのは直感力を持ってしないと、数多のカードの関係性を逐一論理的に噛み砕いていると一生かかっても終わらない。補助的な考え方でカードアドバンテージやシナジー、マナカーブ、テンポなど胡散臭いMTG用語がたくさん生み出されたが、そのどれもが何となく分かっている本当のことを伝えるための補助でしか無い。

俺はロープレ簡単って思ってたけど、カードゲームや格闘ゲームのほうが子供でもとっつきやすく奥が深い。それは言葉でなく格闘ゲームの場合はキャラクターの絵や目で分量が分かる体力ゲージ、カードゲームは山札や手札などで構成されている。だからロープレのようなゲームのほぼ全てに名詞や数値が割り振られているものは理解するのに小学校で覚えるような読み書きが必要だが、カードゲームを見ると山札や手札やルールの前に怪獣のカードに書かれている大きさを示す攻撃力や守備力だけが情報として目に止まり「簡単やん、数字の大きいほうが勝つんやろ」となってしまうわけだ。

もともと言葉になっていないもので勝負をしているので、簡単やんと非難されたときにも返す言葉がまだ存在していなかった。それだけのことなんだよな。

ただ、ドラゴンクエストとかのロープレを作っている人の大半は複雑なプログラミングや子供向けのアニメーションなどを工場と読んでも差し障りないゲーム会社というところで辛抱強く打ち込んでいて、買った子供に「簡単やん」「もう解いた」と言わせて給料をもらっているわけだから、カードゲームを流行らせたいと心から願うなら、大きい数字の怪物を持っている子供にいい歳して雑魚みたいなカードを持ってアッサリと負け、その負け具合がアッサリからどのあたりでドキドキになるか見極めないといけない。

ガンプラを作っているバンダイの人は中学生くらいでアニメの設定や製作者に興味が移った子供と大人の間くらいの人間を陰で「中共」と読んで客にした。そういう話を聞くと、よほど何か鬱屈した何かがないと、既に世間から立場が認められている公務員のような仕事からゲーム業界に転身するのは難しいのかもしれない。

俺は専門卒で国家試験に通って派遣のプログラマーをしていたときに家族に事情がわかるものがおらず「せんもん」「はけん」などと散々悪いふうに口をとがらせて「コンピューターなんかでなんでもうかんねん!」と存在まで悪者にされていたが、国家試験に通っているということはお金の流れとしては実質上の公務員で税金もらってやってるわけですよ。それが税金でなく銀行預金や民営化した電気ガス代の場合もあるんだけどさ。

だからどうすれば良いかと考えると、カードゲームなんて大きい怪物呼ぶだけやろ?などと傷つけてくる人は客にはならない存在なので、そいつらをやっつけて遊んでいる子供の立場を守ることもゲームを仕事とするなら必要かもしれない。そう本当に思うなら、という思いと自尊心の板挟みなんだ。自己犠牲の精神で子供に負けて機嫌をとってそのさまを周囲から笑われても我慢できるかと言うと、俺はもう出来なくなった。

まあ、欲を言うならキューピー堂の遊びがネオジオからMTGに変わった時にネオジオで遊んでいた奴らがカードゲームを散々バカにしてきたが、ネオジオも飽きたようなのでキューピー堂の店番のお兄ちゃんかおばちゃんあたりに「買わへんねやったら出ていってんか」と言って欲しかったところである。その時こそ。