今日のカプエス2(P草薙京・ガイル・ロレントでなんとなく)

プログラマというか、デバッグの仕事はコンピュータからモノを学ぶに近い。

自分の命令したとおりに動くコンピュータが確かに命令通りなのではあるが、自分が思っているのとぜんぜん違う挙動をするものだ。その時に機械のせいにしていては仕事にはならない。自分の言い方が悪かったんだと謙虚に受け止めて、もっと上手いこと命令を書いていく仕事である。

一方で、そんな試行錯誤をしなくとも勉強してもっと上手いやり方を覚えてから、その通りに打ち込むタイプの人もいる。しかし、それだけでは今までにやり方の分かっていることの範囲を超えることは難しい。

おおよそ、みんなが命令してみて動かしてみてから命令を正すという過程を経験しているだろう。

それに慣れたせいで、俺は悩んだ時、ひとまず分かる範囲でプログラムを書いてみるという習慣がある。目的とか納期とか報酬とか、そういうものが無くてもとにかくしたいと思ったことがあったら書いてみる。そうすると、試してコンピュータが動くさまを見れば分かるだろうと考えている。初期のハードではそんなことをすると機械が壊れることもあったらしく、慎重に設計と検証を重ねてから取り掛かる人もいるが、俺はノイマン型コンピュータ世代。ソフトはいくら壊してもスイッチを切って再起動すればやり直せる、悪くいうとファミコンリセット世代なのだ。仕事もその感覚で納期は守るが、それまではスケジュールとかでなく行き当たりばったりの連続だった。忙しかった。それはよそがもっと儲けてのんびりやっていることを知らず、頑張っただけ給料を増やしてもらえるから、頑張って書いて報酬をもらってまた頑張って書いての繰り返しだった。そうではなく、大体出来ているけど、仕事をサボって「もうちょっとかかります」と言って待って毎月の給料をもらい、それが俺より時給的には安くても出来上がったらポイの世界で生き延びるためには賢い選択だったのだろうと思う。

ブログも同じ感覚でとにかく書き出し始めた。プログラムと機械の関係でないことは分かっているが、ネット初期にはプログラマーが多かったので優しく見守りながら読んで間違いを正したり意見をくれる人はいた。だから、どんどん書いて他の人が検証してくれればそのうちに正しいものが出来上がるという他人まかせな無責任さがあったのだろうと振り返る。

だが「ブログに広告を貼ったらお金が儲かる」みたいな状況になって話が変わってきた。プログラムでお金を稼げない人でも、手当たり次第に何かを書いてあちこちから取るに足りない文章がアップロードされる。中にはそのまま出版すれば売れるようなレベルのものを書く人もいるが、それが引き上げられてネットに消されずに残るものと言えばゴミに近いものが多い。自分のブログももう、誰にも掃除してもらえない汚い部屋の如しになったなと自分では思っている。

モノを作るのにゴミが出るのは仕方ないと思う。文章でも丸められた原稿用紙をゴミ箱に入れる。俺の場合そのまま発信してしまっているようなものだ。

読んでもらうためには推敲とか編集をやり直さないといけない時期になっている。

それで今日はカプエス2をP草薙京・ガイル・ロレントで遊んだわけだが、このゲームがまだ今ほど煮詰まる前にゲーセンで遊んでいて何となくこのチームを取った時にはとても楽しかったのを思い出した。

文章としてまとまっている、というのとゲームが面白いのは全然反対の原理で、ゲームは結果がわからないからワクワク感があるもの。小説でも読むまで結末がわからないほうが面白いだろうと思われるかもだが、ゲームの攻略なら「その通りにやれば小説を頭から読むように誰でも結末にたどり着ける」みたいなものが好まれる。攻略本はゲームの小説化のような意味合いを持っているのだろう。

俺はゲームが趣味なのでゲームについて何か書きたいが、攻略法にしてしまうとゲームを自分で攻略する楽しみを人から奪う結果になるので、同じ趣味の人に楽しんでもらえるようなものをと考えると、アマゾンのアフィリンクでも貼ってお金を出して買ってくれる人を待ち、放っておくほうが良いのかなとも近頃では思う。

タダで読みたいと思っている人にゲームが好きかどうか、やったことがあるかどうか、何もわからない状態で俺の書いた文章から何かを探ろうとされたら、そんなものはたまったものではない。

キャラの見た目や動きがカッコ良くて遊んでいるだけで楽しい。そういう頃の気持ちを思い出したことだけ書いて残しておきたいと思った。

繰り返し遊んで慣れて飽きた人が惰性で書いている日記がみずみずしい感性を持っている人に届けて良い結果になるものではないよな。誰に向かって書いているのかというと、未来の自分に向かってだろう。また、たまたま見つけて読んでしまって二度と来ない人に対しての弁明だったりもするだろう。

とかく、書いて残してアップしてしまった過去ログは自分にとって雀の涙の副収入であることは間違いないが、それ以上に負の遺産であるようにも思える。

どうしたものか。ロレントでハイジャンプして下中キックでめくるかめくらないかくらい、考えても分からない。

 

CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001

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CAPCOM VS.SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001公式ガイドブック

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